天然素材と呼ばれているものには多くの種類がありますよね?
例えば洋服ではコットン(綿)、リネン(麻)、ウール(羊毛)など様々な天然素材が使われています。
その天然素材は、今では私たちの身近にあるものに多く使われています。
では、家の中ではどうでしょうか?
家の中では、タオルなどの雑貨系のものから、じゅうたん、カーテンなど多くのものに天然素材が使われています。
今回は、その中でもカーテンと天然素材の関係をお話したいと思います。
目次
- 天然素材でできたカーテンのメリット
- コットンカーテン
- リネンカーテン
天然素材とカーテン
天然素材のカーテンと化学繊維でつくられたカーテンは何が違うのでしょうか?天然素材ならではの良さをお伝えしたいと思います。
天然素材でできたカーテンのメリット
1,天然素材ならではの風合いを感じられる
化学繊維でつくられたカーテンの糸は1本1本が均一な太さでつくられています。
しかし、天然素材でつくると糸の1本1本が不均一になるため、カーテンから入ってくる光も毎回表情を変えてくれます。
2,熱に強く、吸湿性が高い
麻、綿の繊維はマカロニのような構造になっています。
そのため、湿気を吸って吐くという呼吸をしており、お部屋を自然に心地よい空間に整えてくれる機能を持っています。
さらに速乾性を持っているので、カビや雑菌の繁殖がしにくくなるので清潔に使うことができます。
3,清潔に使うことができる
静電気が起きづらいのでほこりが付きにくく、アレルギーをお持ちの方やお子様でも安心して使うことができます。
カーテンでよく使われている天然素材はコットン、麻です。
では、2つの素材の違いは何なのでしょうか?
コットンと麻のカーテンの違い、そしてメリット、デメリットをお話したいと思います。
コットンカーテン
コットンは、古代より衣類に使われ、吸い付くような肌触りと滑らかでやわらかい質感が特徴的な素材です。
また、綿は吸湿性が高く保温性にも優れた素材で、とても扱いやすい為、洋服や日用品など幅広く使われています。
発色性がとてもよく様々なバリエーションをつくることができます。
コットンのデメリット
1,発色性が高いために、シミや色移りがしやすい。
2,長時間日光があたると、黄変する可能性がある。
3,カビになりやすい。
4,摩擦によって毛羽立ちやすい。
リネンカーテン
リネンの特徴は、コットンやウールに比べて強度が高く、コットンの2倍、ウールの4倍と言われています。せっかく天然素材のカーテンを買っても、すぐ使えなくなってしまったらもったいないですよね。
また、リネンは長く使えるだけではなく、質感も使い込むほどに変わっていく素材です。使い始めはシャリっとしたさわやかな肌触りですが、使い込むうちに、繊維が湿気を吸って吐く呼吸を繰り返すことで、よりやわらかく肌なじみの良い生地へと変わっていきます。
リネンカーテンのデメリット
1,伸び縮みがある
吸湿性が優れているため、湿気を吸っているときは生地が伸び、反対に湿気を放出しているときは縮みます。そのため、洗濯には気をつけなければいけません。
オーダーカーテンを考えている方は、伸び縮みを考慮してサイズをオーダーしてください。
2,シワになりやすい
リネン100%のカーテンはシワができやすい傾向があります。
そのため、カーテンを開けるときにあまり締めつけないようにするといった注意が必要です。シワが気になる時には、霧吹きやスチームで目立たなくすることができます。
どの素材にもメリット・デメリットがあります。けれど、そのデメリットも対処法があるものもあります。対処法をしっかりと理解していれば、そのお手入れも楽しくなってくるのではないでしょうか?
そして自分が育てていくような感覚にもなりますし、愛着も沸いてきます。
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