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第5回 【Lif/Lin フィールドシリーズ】 リネンカーテン生地のご紹介

本日ご紹介するのは、Lif/Lin フィールドシリーズ 刺し子模様で和と洋を奏でるリネンカーテンです。

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左から、 LL2151 LL2152 LL2153 LL2154 LL2155 LL2156

生地の縦糸と横糸の色を変え、風合いを出しながら、刺し子模様を入れてスタイリッシュ感もプラスしています。

刺し子は、日本の伝統的な手芸品ですね。
Lif/Linではリネンカーテンにこの和を感じる刺し子を取り入れました。

日本の伝統的デザインですが、これは麻と深い関係が…。

本日はそんな背景も少しご紹介させて頂きます。


 

~刺し子の歴史について~

江戸時代では木綿は貴重で多くの庶民は麻布による着物を着ていました。
ですが、それが人々に浸透することも少なく寒さの厳しい東北地方では少しでも冬を暖かく過ごすために、着物を何枚か重ね合わせて刺し子をすることで丈夫さと暖かさを確保していました。
このようなきっかけで生み出された「刺し子」ですが日本人の物を大事にする心、器用さと創造性により花模様などのデザインが生まれ、進化を遂げていきました。

余談となりますが、麻は日本でも昔から馴染みのある素材です。
よく人々は麻で作った生地にわらを詰め込み布団として使ったり、着物を仕立てて普段着として使っていました。
夏もサラッとしてくれる通気性もありますが、一枚だけでは寒く感じるかもしれませんが、何枚か生地を重ねて使うことで、保温・断熱効果で冬も暖かく過ごしていたのですね。

そんな日本人の知恵から生まれた刺し子。
私達も、馴染み深い麻のカーテンを通して、和を感じてもらえるようにと考えました。
刺し子でしか表現できないような繊細な風情ある表情を感じていただけたら嬉しいです。

 


“こちらの生地には表と裏があります”

 

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生地を織り込むときに、色糸を変えているためです。
色が濃い方が裏です。
縦糸と横糸に違う色を取り入れ、洗いざらしのような風合いもあります。
表と裏がはっきりしているため、家の中からと外から見る色が違うのを楽しむこともできますね。

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刺し子デザインは、和風なお家にも相性抜群です。
障子にするところを敢えてシェードにしてみたりするのはいかがでしょうか??

また、「古い家だからおしゃれなカーテンは似合わないかも…」 というお声をお聞きすることも…
そんなことはありません。
麻のカーテンは自然素材だからこそ、ナチュラルな風合いがカーテンだけ浮くのではなく、反対に馴染んでくれるのでお勧めです。

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