リネンは肌触りや風合いが良いが洗うと縮むので使いにくい・・・
とお思いの方多いのではないでしょうか?
そうなのです。リネンは洗うと縮むのです。
いや縮むというより『締まる』のです。
それはどうしてか!!
織り上がったばかりの時は
下図のように折り目に隙間がありルーズになっています。
それがお洗濯や水通しをすると下図のように
生地が締まるのです。
縮むことは一見デメリットのようですが
生地が縮み締まることにより生地が強靭になり耐久性が増すのです。
リネン真麻の仲間であるサイザル麻ロープは
運動会の綱引き用のロープとしても使用されその強さを発揮します。
水に濡れ縮み締まることで
その強さが増しそのうえ水に濡れても腐れにくいなど劣化が少ないのです。
水害時に使用される土のうや穀物などを入れる袋も
麻が使用されるように麻の仲間たちは水に強く非常に強靭なのです。
ただリネンのシャツ衣類をお持ちの方は解るように
洗うたびに縮まる訳ではありません!!
縮むのは最初の水通しした場合の数回のみで(最初は結構縮みます)
あとはほぼ安定して縮みません。
使うたびに風合いが増し耐久性のあるリネンの生活用品は
ヨーロッパでは古くから女性の嫁入り道具として
愛用され孫の代まで使われていたということです。
15年前にフランスの骨董店で購入した100年前のアンティークリネンを
後日ブログでご紹介したいと思います。
LIF/LINリフリンのリネンカーテンは初めて洗ったときに
約5~7%ほど縮みます。縮みが気になる方は最初から縮む割合を考慮して
カーテンを仕立てる方法もありますが
LIF/LINリフリンのリネンカーテンは
オプションで防縮加工も施してお作りできます。
防縮加工を施した生地はほとんど洗っても縮みません。
ぜひ各店舗のスタッフの方に相談してみてください・・・