こんにちは。
リフフリンの5つの安全・安心についての2回目。
今回は、『洗える安心』についてお話します。
“リネン製品は洗うと縮む”ということを知っている方は、多いですよね。
リネンは素敵だけど、
◆洗うと縮むから…
◆扱いにくいから…
などと敬遠されることが多いです。
実際、カーテン屋さんもそのような理由でお勧めされないことが多いですよね。
でも、素材としてはリネンの生地は丈夫なので洗っても問題はありません!
問題は、“縮み”ですよね。
リフリンでは、気持ちよくお洗濯をしていただく方法として2つお勧めしています。
①縮んでもいいように、最初から大きめで作製する
②防縮加工(オプション)を施す
①のように初めから、縮み分(5~7%)を考慮して作製することで、極端に短くなってしまうことを防ぐことも可能です。
最初から大きめで作製しますので、床まである掃出し窓の場合、最初はカーテンが床を引きずりますが、リネンカーテンなら、そんな姿も素敵なんです。
そして、②の防縮加工は、文字通り、縮みを防ぐ加工です。
どんな加工かというと、先に水に付けて縮ませてしまうのです。
防縮加工と聞くと、薬品を使うのかな?なんて印象もあるかもしれませんが、
薬品を使うのではなく、専門の工場で水洗いを行い、特殊な乾燥工程で乾かします。
先に水につけて、目をつまらせることで、それ以降のお洗濯でも大きく縮むことがなくなるのです。
通常、防縮加工をしていない生地をお洗濯すると、5~7%程度縮んでしまうところ、
防縮加工を施すことで、縮みを1~2%に軽減することができるのです。
防縮加工を施すことで、全く縮まなくなるわけではありませんが、7%の縮みが2%に抑えられるのです!
丈が200cmのカーテンの場合、
防縮加工無しで7%縮んだとしたら、計算上は…14cm縮みます。
防縮加工を施して2%縮んだとしたら、計算上は…4cmの縮みになります。
実際に防縮加工を施してお洗濯をしたカーテンと、お洗濯をしていないカーテンを比べると、こんな感じです。
左側が防縮加工を施してお洗濯したもの。右側がお洗濯をしていないもの。
丈は3.5cmほど縮んでいます。
このカーテンは長さが210cmなので、1.7%縮んでいることになりますね。
風合いの違いは…遠めで見た感じは、分かりにくいですね。
↑↑↑こちらが防縮加工を施してお洗濯したもの
↑↑↑こちらが、お洗濯していないもの。
近くで見ても分かりにくいのですが、触った感じはふっくらとしていて、使い込まれたリネンのようないい風合いが出ます。
また、お洗濯をして干す際に、縮み分を戻すようなイメージで、優しく伸ばしてあげることで、多少の縮みを戻すことができます。
防縮加工を施しても、縮むのであれば、長さをどのくらいで作ったらいいのか迷いますね。
必ずお洗濯します!という方は、最初は少し長めに作製してみてはいかがでしょうか?
追記 平成30年5月現在では水通しをする方法と樹脂加工をして防縮する方法を採用
しております。