こんにちは。
先日、4月21日のブログでカーテンの幅の決め方についてお話しました。
今回はヒダ有のカーテンの幅について、もう少し詳しくお話したいと思います。
前回のブログでは、ヒダ有のカーテンの場合、
カーテンレールの長さよりも5%程度大きく作製します。
とお伝えしました。
2つヒダをつまむ、2ッ山1.5倍ヒダでも、
3つヒダをつまむ、3つ山2倍ヒダでも
作製する幅は同じなのです。
それでは、何が違うのかと言いますと。
使っている生地の量が違うのです。
その名の通り、、、
2ッ山1.5倍ヒダは、上部のヒダを2つつまんでいます。
3ッ山2倍ヒダは、上部のヒダを3つつまんでいます。
2つつまんだヒダをほどいたときに、カーテンレールの幅の約1.5倍の長さの生地を使っています。
同様に、3つつまんだヒダをほどいてみると、カーテンレールの幅の約2倍の長さの生地を使っているのです。
同じサイズでオーダーしても、このヒダの数によって、これだけの違いが出てくるのです。
2ッ山1.5倍ヒダカーテンと3ッ山2倍ヒダカーテンで使用する生地の量は、
どちらかを選ぶことで、自動的に決められるもので、
カーテンとしてオーダーする際は、あくまでも2ッ山でも3ッ山でも、同じサイズになります。
また、リネンカーテンは生地の特性上、カーテンの両サイドが少し内側に入ってくる性質があるため、両開きのカーテンの場合、中央に隙間が生じることがあります。
カーテンレールの長さに対して、ゆとりを持たせて作製してあげることで、この隙間が開きにくくなりますので、少し余裕を持って作製することをお勧めします。