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フラットカーテンをつくる前に知りたい《注意点》とは?

温かみや透け感のあるリネンカーテンは、ラフな感じもよく似合うためヒダをとらない「フラットカーテン」も人気のスタイルの一つです。

そんなフラットカーテンですが、ご注文される際は、一般的なヒダをとるカーテンと少し違う部分がありますので注意が必要です。

今回はフラットカーテンを「注文する際に気をつけたい注意点」についてまとめました!

①カーテンの幅を自由に決められる

はじめの注意点は、仕上がりの「幅」についてです。

ヒダのあるカーテンの場合は、カーテンレールの長さに対してプラス5%が一般的です。
なぜなら、開け閉めがしやすくなるように少し余裕を持たせるためです。

ところが、フラットカーテンの場合は、レールの長さに対して「〇倍率」と大きめに作製するのが一般的です。
なぜなら、ヒダないためどのくらい大きくするかによって、印象も変わるからです。

リネンカーテンLif/Linでは、リネンのゆらぎがきれいに感じられる倍率でご提案させて頂くことが多いです。
その倍率は、レール巾に対して1.1~1.3倍率大きめです。

下記にそれぞれの施工例を画像で紹介します。

▼1.1倍率

▼1.2倍率

▼1.3倍率

ヒダのあるカーテンでは、幅のサイズを5%しか大きくしなくても、ヒダをつまんだ部分によって必ずウエーブが出ます。

一方、フラットカーテンの場合は、その名の通りヒダをとらない1枚の布ですので、ある程度大きめに作製しないと、ウェーブ感のないただの布が掛かっている状態になってしまいます。

もちろん、そのような状態を望まれる方もいらっしゃるかと思います。

ただ、リネンカーテンは、幅にゆとりがないと、両開きの場合にカーテンを閉じた際に中央に隙間が生じてしまうことがあります。

これは、生地の特性や経年変化、毎日カーテンの開け閉めで掴む部分のクセにより、カーテンの脇がまっすぐではなく徐々に、上部から下部にかけて内側にカーブしてしまうために起きます。

もちろん片開きの場合でも、両サイドにこのような現象が起きてしまいます。

そのため、多少なりともカーテンレールの幅に対して、ゆとりを持たせた寸法でカーテンを作製する必要があります。

▶カーテンの中央の隙間について詳しくはこちら

②フックの数が多くなる

一般的にはヒダのあるカーテンよりもフックの数が増えます
「フックの数が増える」ということは、フックをひっかけるためのカーテンレールの輪っか(環)も多く必要になる、ということになります。

ヒダのあるカーテンとヒダのないカーテンの違いに関するブログはこちら↓↓↓
リネンカーテンのヒダありヒダなしに関するブログ

例えば、200cmのカーテンレールにかけるカーテンを作製する場合、

【3ツ山2倍ヒダ】カーテンの幅:210cm,フックの数:18個

【2ツ山1.5倍ヒダ】カーテンの幅:210cm,フックの数:14個

【フラットカーテン※1.3倍の場合】カーテンの幅,260cm,フックの数:20個

となります。

ヒダのあるカーテンからフラットカーテンに掛け替える場合などは、予めカーテンレールの環の数も数えてみましょう。

もし、数が足りない場合は、倍率を1.2倍率、1.1倍率と下げることで、解消できることもあります。

③カーテンボックスの有無

こちらもフック同様、カーテンを注文する前に確認が必要です。

フラットカーテンはカーテンを開けて束ねる際に、ヒダのあるカーテンと違い、フックとフックの間の生地が、前に出っ張ったり、後ろに引っ込んだりします。

“カーテンボックス”と言って、カーテンレールの前に壁が下がっていたり、天井を掘り込んだ部分にカーテンレールが付いていたりする場合、前に飛び出したカーテンが、壁に干渉する恐れがあります。

カーテンレールの環っかの数に余裕がある場合は、フックとフックの間隔を狭くして、前に飛び出すのを抑えることも可能です。

playlist_add_checkまとめ

カーテンの雰囲気はラフな感じですが、一般的なヒダのあるカーテンとは違う部分も多いフラットカーテン。

 仕上がり幅サイズ
 レールの環数
  カーテンボックスの有無

上記の3点に気を付けて、フラットカーテンのある生活をお楽しみください!

下記に、今回紹介したフラットカーテンの施工例をまとめました。色々なお客様の参考画像やご感想を紹介しておりますので、ぜひ参考にご覧ください!
お客様の声 フラットカーテン 施工例

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