夏がやって来たかのように暑い日もあれば、急に寒くなってみたり、激しく変化していますが、緑が最も美しく、さわやかな季節となりました。
これから夏に向かい、1年の中でも特にリネンが似合う季節が始まります。
冬と違い、鋭い夏の日差しも、リネンカーテンを通すと、どこか涼しげに見えてしまいます。
リネンは何となく夏に適しているのではなく、そこには、しっかりとした理由があるのです。
①生地がざっくりと織られている
リネンカーテンは、生地がざっくりと織られているため、遮光性は高くありませんが、その分、強い日差しを柔らかくしてくれます。
どの生地でも、感じることはできますが、特に色が濃い生地の場合は、その現象を感じることができます。
【LL2005】
②断熱性がある
いくら日差しを柔らかくしてくれても、こんなに室内に日差しが入ってくるのなら、夏は室内の温度がすごく上がってしまうのでは?
と不安になる方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、大丈夫です。
リネンの繊維の構造は、マカロニのような筒状になっているため、そこで空気の層ができることで室内まで暖かい空気が入るのを防いでくれます。
既にリネンカーテンを使っている方は、夏場に窓とリネンカーテンの間と、リネンカーテンと室内の温度差を確かめてみてください。
室内には窓とリネンカーテンの間ほどの暑さはないはずです。
③熱伝導率が高い
リネンは“熱伝導率”が高いため、暖かい季節にリネンカーテンに触れると、ヒヤッと気持ちがいいです。
熱伝導率がいい。ということは、どういうことかと言いますと、熱の伝わりやすさを表していて、温度の高いものから低いものへと熱の移動のしやすさのことを言います。
それで、夏の暑い時期にリネンカーテンに触れると、とても気持ちがいいのです。
【LL2023】
上記の理由から、リネンは『見て』『触れて』『体感して』さわやかさを提供してくれます。
もちろん、2番目の断熱性が高いことによって、冬の寒い時期でも、リネンは大活躍してくれるので、一年を通して快適に使っていただくことができます。
リネンカーテンを使い始めるには、とてもいい季節になりますので、ぜひリネンカーテンに挑戦してみてはいかがでしょうか。