こんにちは。
Lif/Linのリネンカーテンには、長く安心してお使いいただけるために、2つのオプションをご用意しています。
それは「防縮加工」と「防炎加工」。
本日はその中の“防炎加工”についてご紹介していきます。
リフリンの防炎加工 目次
- “防炎加工”とは??
- 加工前と加工後、見た目に違いはある??
- 加工後の使い方について
“防炎加工”とは??
まず、この“防炎加工”が一体どのような加工なのか、なぜ防炎加工を施す必要があるのかお話いたします。
防炎加工とは、カーテン周りで火災が発生し、カーテンに火が燃え移ったとしても、そこから燃え広がりにくくする加工のことです。
この加工は個人としても安心できるものですが、建物内で安心して過ごすための義務として必要な加工でもあるのです。
“建築基準法”では、高さ31メートル以上の建築物(マンションで言えば11階建てに相当します)や事務所や店舗など不特定多数の人が出入りする場所では、防炎ラベルの付いたカーテンの使用が義務付けられています。
しかし、今まで防炎性能が加わったカーテンとなると、自ずと選択肢は化学繊維でできたカーテンのみとなることが多く、天然素材でできた防炎加工入りのカーテンというのはあまりありませんでした。
せっかくリネンなどの自然素材をカーテンで楽しみたいと思っても、防炎できるかどうかでその楽しみを左右されてしまうのは寂しいですよね。
そこでリネンカーテンLif/Linでは、お客様の環境に合わせてリネンを楽しんでいただけるよう、この『防炎加工』をオプションのひとつとして加えたのでした。
加工前と加工後、見た目に違いはある??
「加工をする」と聞くと、リネンのせっかくの風合いが薄れてしまうのではないか…と不安になりますよね。
下の写真は、Lif/Linのリネンカーテン【LL5011】の通常の生地と防炎加工が施された生地を隣り合わせに撮ったもの。
いかがでしょうか?
見た目としては大きな違いはありません。多少生まれる違いとしては、手触りの点でパリっとした感触が強くなります。
先ほど防炎加工をしたリネンカーテンの写真を載せましたが、このような大きな窓に掛かった状態でも”リネンらしさ”を損なってしまうような見た目にはなりませんよ。
加工後の使い方について
防炎性能のあるものに付く防炎ラベルにはいくつか種類がありますが、Lif/Linのリネンカーテンに付く防炎ラベルは『防炎ラベル(二)』(マンション等の集合住宅で使用可)というものです。
Lif/Linのリネンカーテンの場合、生地になってからこの防炎ラベル(二)での防炎加工を施しています。
そのためご自宅でのお洗濯やドライクリーニングによってこの防炎機能は落ちてしまいますが、その後も再加工をすることは可能ですのでそのときにはお気軽にご相談ください。
もちろんですが、この防炎加工もホルムアルデヒドを使用しておりません。
防炎加工の生地の場合もホルマリン検査を行っており、赤ちゃんの肌着と同じレベルの基準をクリアしております。
防炎加工の際にも、いろんな方が長く安心して使っていただけるような造りでありますので、安心してお使いいただけますよ。
リフリンの防炎加工 まとめ
防炎加工とは“燃え広がりにくくする”加工のこと
建築基準法により、高さ31メートルの建築物(11階建てマンションに相当)や事務所、店舗など不特定多数の人が出入りする場所では、防炎ラベルの付いたカーテンの使用が義務付けられています。
防炎加工有りのリネン生地でも、風合いはお楽しみいただけます
防炎加工を施した生地は、お洗濯をすると機能が無くなりますが、その後再加工をすることが可能です