まだまだ暑い日もありますが、夜に聞こえる虫の音は、秋らしくなってきましたね。
だから、リネンの季節はもう終わり?なんて思っている方もいるかもしれませんね。
いえいえ。リネンは1年中使えますよ。
リネンの季節はもう終わりですか? 目次
- リネン(麻)は夏だけという世界もあります
- それではリネンカーテンは?
- 1年中快適な理由
リネン(麻)は夏だけという世界もあります
様々な場所で使われている麻素材。
例えば着物の世界では、麻は夏にしか着ません。
でも同じ身に付けるものでも、お洋服の世界では、最近は冬でも麻素材を着ることもありますし、ベッドリネンとして通年通して麻の寝具を使う方もいらっしゃいます。
このように、麻は夏のイメージがありますが、夏が終わっても使っていただけます。
それではリネンカーテンは?
リネンカーテンは、と言うと、もちろん1年中使っていただけます。
今もカーテンを夏用と冬用で交換される方もいらっしゃるかもしれませんが、最近では通年通してカーテンは掛けっぱなしの方の方が多いのではないでしょうか?
もちろん、夏用・冬用とカーテンを変えることで気分も変わりますし、交換の都度お手入れをしてあげることで、長持ちもします。
ただ、クッションカバーなどと違い、保管場所も必要になるので、ちょっと大変ですよね。
なんとなく、夏だけというイメージのあるリネンカーテンですが、1年中ずっと使っていただきたいと思っています。
ただ、保管場所の確保が大変だから、通年通してリネンカーテンが使える。と言っているのではありません。
きちんと、リネンカーテンが1年中使える理由があります。
1年中快適な理由
これから迎える寒い時期にもリネンカーテンが快適に使える理由としては、繊維がマカロニのような筒状になっている構造にあります。
この筒状の空間に空気をため込み、断熱材の役割をしてくれるのです。
だから、外からの冷たい空気も室内に入れにくかったり、逆に室内の暖まった空気を外に逃がさないようになっているのです。
でも、熱伝導率も高いため、触れた瞬間はヒヤッとします。
熱伝導率とは、熱の伝わりやすさのことを言いますが、熱伝導率が高いということは、リネンに触れた瞬間に、人の体温がリネンに奪われるため、ヒヤッとするのです。
カーテンだと少しイメージしにくいかもしれませんが、例えば、リネンの洋服や寝具などを想像するとわかりやすいかもしれません。
リネンのシャツを冬に着たら、熱伝導率のおかげで、着た瞬間はヒヤッとしますが、しばらくするとひんやり感も忘れて、快適に過ごすことができます。
このように、リネンの構造上、寒い時期にもリネンカーテンは活躍してくれるのです。
リネンの季節はもう終わりですか? まとめ
リネンカーテンは1年中快適に使えます。
その理由は、リネンの繊維の構造に秘密があります。