こんにちは。
カーテンのことは、なかなかわかりにくいことが多いですよね。
今回は、オーダーカーテンについてお話ししたいと思います。
オーダーカーテンについて 目次
- 価格について
- 両開きと片開き
- カーテンのサイズについて
価格について
カーテンを検討するにあたり、この価格という部分は重要ですが、カーテンの価格はいまいちわかりにくいですよね。
リフリンの場合、生地によって金額が変わってきます。
例えば、定番のLL2001は、3,800円/mなのですが、これは生地の価格なんです。しかも1mの生地の価格です。
カーテンを作製する場合、大きな窓であれば、1m以上の生地を使いますので、3,800円でカーテンができる。というわけではありません。
また、カーテンに仕上げるためには、縫うことも必要になってきます。
ということで、カーテンの価格とは、必要な生地の価格と縫製する金額の合計となります。
また、カーテンは同じ生地で同じ窓にカーテンを作製しても、スタイルによって価格が変わってきます。
先ほどのLL2001 3,800円/mの生地で幅190cm丈200cmのカーテンを作製する場合、
①3ッ山2倍ヒダ 37,500円
②2ッ山1.5倍ヒダ 25,000円
③フラットカーテン 27,000円
となります。
3,800円/mという金額は、あくまでも、生地の価格ではありますが、カーテンを作製した際の価格もこの価格に比例しますので、2枚の生地で迷った時などに、どちらの方が価格が安いのか高いのか。という目安にはなります。
また、具体的な金額を知りたい場合は、ホームページの商品紹介のからも確認できますので、そちらも参考にしてみてください。
両開きと片開き
これもわかりにくい部分ですね。
既成カーテンの場合は、2~3種類の幅のカーテンを組み合わせてカーテンが必要な窓よりも大きくなるように選択するため、1枚のカーテンのサイズが基準になり、大きいサイズ1枚で片開き、もしくは小さいサイズ2枚で両開きというスタイルにします。
一方オーダーカーテンの場合は、窓単位で考えます。
カーテンが必要な窓に対して、作りたいカーテンのサイズを割り出してから、それを1枚(片開き)で作製するのか、2枚(両開き)で作製するのかを決めます。
なので、1窓に対しては、片開きで作製しても両開きで作製しても、金額は変わりません。
オーダーカーテンで、片開きを2枚作製して、その2枚で両開きにしようとした場合、サイズによっては逆に価格が高くなってしまうことがありますので、ご注意ください。
カーテンのサイズについて
これも不安なことがたくさんあります。
幅
幅に関しては、作りたいカーテンのサイズが必要になりますが、この作りたいカーテンのサイズとは、カーテンレールの長さが基準になります。
ヒダありカーテンの場合
カーテンレールの幅に対して、約5%の余裕を持たせた寸法が作製寸法になります。
例えば、180cmのカーテンレールの場合は、180cm×5%=189cmとなります。
フラットカーテンの場合
フラットカーテンの場合は、ヒダのあるカーテンと違い、カーテンレールの幅よりももう少し大きめで作製します。
その理由は、ヒダのあるカーテンは、上部のつまみで強制的に生地のウェーブが出ますが、フラットカーテンの場合は、名前の通りフラットなカーテンなので、カーテンレールの幅よりも大きめで作製することによって、ウェーブを作るのです。
また、ヒダのあるカーテンと違い、レールに対してどのくらい大きくするかも自由に決めることができ、その割合によっても仕上がりの雰囲気が変わります。
丈
幅も丈も1cm単位で決めることができますが、床まである掃き出し窓・床までない腰高窓・出窓と、主にこの3種類でサイズの決め方が変わってきます。
掃き出し窓
床まである窓で、出入りができるような窓を指す掃き出し窓は、カーテンを引っかける環っかの下から床までの寸法から1cm~2cm程度引いた寸法が丈の寸法になります。
腰高窓
床までない腰高窓の場合、カーテンレールの環っかの下から窓枠の下までの寸法に、15cm程度伸ばします。
出窓
床までない窓ですが、壁面よりも外側へ張り出している窓に面してカーテンを取り付ける場合、掃き出し窓と同じ考え方で、出窓のカウンター部分よりも1cm~2cm程度短くします。
また、出窓でもカーテンレールが出窓に沿ってではなく、壁面に付いている場合は、腰高窓と同じく、窓枠の下から15cm程度長くします。
今回の丈の寸法に関しては、一般的な考え方になり、リネンカーテンの場合は、カーテンの伸びやお洗濯による縮みなどを考慮して、長くしたり短くしたりする場合もあります。
オーダーカーテンについて まとめ
カーテンの価格は生地やスタイルによって変わる
オーダーカーテンは窓単位で考える
オーダーカーテンは1cm単位でサイズを決められる