こんにちは。
新入社員の千葉です。
ただいま、海外研修に来ていて、本日は生産地からブログを発信しています。
今日はリフリンのリネンカーテンの刺繍を作っている工房に来ています。
いつものメンバーでの商談ではなく、今回は私たちスタッフのほかに専門のアドバイザーのAさんも同行して新作の開発についての打ち合わせを行いました。
どんな商品が出来るのか待ち遠しいです。
本日のブログは、そんな開発現場と開発に対しての思いを紹介したいと思います。
目次
- 開発の現場
- モノづくりの姿勢
開発の現場
今回の新作では、アドバイザーの協力の下、デザインを決定していきました。生地の製作は、糸選びから始まります。
たて糸はこの色でよこ糸はこの色。
何十色もある糸のサンプルからイメージに近い糸を選んでいきます。
たて糸、よこ糸の組み合わせで色が混ざり合い、出来上がる生地の色が変わっていくので、思い通りの生地の色を作ることは難しいのだと実感しました。
生地のベースの色を決めた後も、デザインの配色、刺繍の色、配置などなど、決めることが盛りだくさんです。一つの新作を作るのにここまで時間を費やしていることに驚きでした。
今でこそリフリンのリネンカーテンも80柄を超えるほどラインナップは豊富になっています。ですが、当時のリフリンの開発現場では、この1柄1柄に多くの時間を使い熟考を重ねていたのですね。
長い時間を掛けて新作を開発することには、理由があります。
それが次でお話しする、モノづくりの姿勢です。
モノづくりの姿勢
私たちが新作を開発する際、コンセプトにしているのが「造り、健康、環境」です。
造りが丈夫で、健康的に長く使え、環境に配慮した商品を目指しています。
リフリンのリネンカーテンもこのコンセプトの基、誕生しました。
リネンは丈夫な麻の自然素材で、アレルギーの心配も少なく、健康的な生活を長く楽しんでいただけます。長く使えることから頻繁に買い替える必要もなく、環境に配慮した造りになっています。
長く使うことで、モノに対する愛着が深くなっていくことでしょう。
たくさんものがある時代だからこそ、一つのものを永く大切に使ってほしい。
これが私たちの考えです。
開発の現場でも、一つ一つの造りやデザインを大切に、時間をかけて制作にあたっていきます。