こんにちは。
関東も梅雨入りしましたね。
この時期になると、リネンカーテンに不思議な現象が起きます。
自然素材のリネンは、呼吸する素材です。
カーテンになっても呼吸しています。
雨の日は湿気を吸って重たくなり少し伸びます。
また晴れたら湿気を吐き出し、元に戻ります。
まさに天然の湿度計です。
横浜のショールームにあるリネンカーテンのサンプルも湿気を吸って伸びている生地があります。
長さにばらつきがありますね。
最初に作った時は同じ寸法で作っているんですよ。
リネンというと、洗うと”縮む”という印象があると思いますが、実は普段の生活では”伸びる”ことが多いです。
湿気を吸って伸びるほかにも、自身の重みで伸びてしまうこともあります。
窓の前にかかっている姿は軽やかなイメージがありますが、生地としては重たいです。
呼吸している天然素材は他に、無垢の床材、漆喰や珪藻土、ウール(羊の毛)などがあります。
それぞれの素材には、リネンと同じように湿気を吸って吐いてできる特徴があり、お部屋の環境をより良くしてくれます。
縮むこと伸びることはリネンカーテンの特徴の1つです。
そんな個性を好きになっていただけたら嬉しいです。