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オーダーカーテンの寿命はどのくらい?長く使えるコツも解説

こだわりを詰め込んだ自分だけのオーダーカーテンを作りたいと考えた場合、気になるのがその寿命ではないでしょうか?

お気に入りだからこそ、大切に扱ってなるべく長く使いたいですよね。

オーダーカーテンにも寿命はありますが、普段のちょっとした心がけや工夫でより長く楽しむことも可能です。

そこで、オーダーカーテンはどのくらいの期間使用できるのか、寿命の判断ポイントを解説!さらに、オーダーカーテンの寿命を延ばすための取り扱い方法もご紹介します。

オーダーカーテンの寿命はどれくらい?

まずはオーダーカーテンの寿命や既製カーテンとの寿命の差を見ていきましょう。

オーダーカーテンの劣化の原因には、日光などカーテンを使用するにあたって避けられないことと、意識すれば改善できることがあります。これらを4つのポイントに絞って解説します。

オーダーカーテンの寿命はおよそ10年前後

オーダーカーテンの平均的な寿命は約10年前後といわれています。ただし、使用環境や使い方、織りの密度などによっても変わってくるため、一概には断定できません。

Lif/Linのオーダーカーテンにも使用されている「リネン」は、綿の2倍の強度を持つ丈夫な素材です。

しかし、カーテンは紫外線や摩擦・ホコリなどの刺激からダメージを受けやすい環境にあるため、生涯同じカーテンを使い続けることは難しいでしょう。

既製カーテンとの寿命の比較

既製カーテンは、オーダーカーテンに比べて経年劣化が早い傾向にあります。特にナイロンは紫外線に弱く、黄ばみなどの変色が起こりやすい素材です。

また、化学繊維を使用したカーテンは静電気が発生しやすく、ホコリが溜まって黒ずんでしまうこともあります。

このようなことから、おもに化学繊維を使用している既製カーテンは、オーダーカーテンよりも経年劣化が早いとされています。

オーダーカーテンが劣化する理由

オーダーカーテンが劣化する理由は4つあります。

紫外線


紫外線による日焼けは、カーテンの破損や色褪せなどの劣化を起こす大きな要因の一つです。

特に日当たりの良い場所で使用する場合は、天然繊維や化学繊維などの素材に関わらず寿命は短くなります。

とはいえ、日光を防ぐことはカーテンの大切な役割でもあるため、紫外線を受けるのはやむを得ないでしょう。

時が経つにつれて起こるリネンの退色も自然な味わいの一つと見れば、より愛着が湧いてくるかもしれませんね。

ホコリ

カーテンに付着したホコリは、変色や汚れの原因になります。ホコリに調理時の油煙が付着したり、日光が当たったりすることでさらにガンコな汚れとなってしまうからです。

放置すると洗濯だけでは落とすのが難しくなってしまうこともあるため、ホコリはこまめに取り除きましょう。

漂白剤や蛍光剤入り洗剤

自宅でカーテンを洗濯する場合、洗剤の選び方によっては劣化の原因になることがあります。
弱アルカリ性洗剤・漂白剤・蛍光剤入りの洗剤などは、生地を傷めたり変色の原因になったりする可能性があるため、注意が必要です。

Lif/Linのリネンカーテンでは、「漂白剤の入っていない衣料用の中性洗剤」の使用を推奨しています。洗剤選びの際は、ぜひ参考にしてみてください。

寿命の判別ポイントは?

オーダーカーテンの一般的な寿命は10年前後とご紹介しました。しかし、環境や使用状態により、その時期はさらに早まったり延びたりします。

その際は、生地の状態で判断しましょう。以下のような状態が目立ってきたら寿命と考えられます。

生地が変色している

購入したての頃と比べて、カーテンの生地が黄ばむ・黒ずむ・色褪せるなどの症状はありませんか?

カーテンは日光による紫外線の影響や、放置した汚れや雨風によるシミ、結露の湿気などで変色が起きてしまいます。

また、開閉のために触れたり、風で揺らめいたりするたびに擦れや摩擦が生じます。

擦れや摩擦は生地の毛羽立ちの原因となり、繊維の内部が露出して白く見える「白化現象」が起こりやすくなってしまいます。

特に色の濃いカーテンの場合は白化が目立ちやすいので、気になってしまうかもしれません。

カーテンは日常的に見慣れているため、徐々に起こる変化には気付きにくいかもしれませんが、このような症状がなんとなく気になりだしたら寿命と考えてよいでしょう。

カーテンの使い始めに写真を撮って残しておくのもおすすめです。見比べることで色や形状の変化がわかりやすいので、判断がしやすくなりますよ。

生地が破れている

生地が破れてしまい、カーテン本来の目的である光を遮る役目が機能していない、見た目が悪いといった場合は寿命と判断します。

色の変化に比べると明らかな劣化なので、比較的気付きやすいものになっています。破れ・ほつれ・穴などは、普段頻繁に摩擦が起きる場所で現れやすい症状です。

・開閉する際に触れる部分
・カーテンを束ねている部分
・床との擦れ
・生地同士の摩擦など

このような部分では、時間が経つにつれて生地が毛羽立ち、最終的に擦り切れてしまうことがあります。

使用年数に関わらず、これらの症状があれば買い替えを検討する時期かもしれません。

反対に、10年以上使用していても変色や破れなどが特に目立たなければ、使用していても問題ないでしょう。

このほかにも、紫外線の影響や洗濯などによる経年劣化で破れが起こる場合もあります。
洗濯する際は、負荷がかかるコース選択は避けましょう。

Lif/Linでは、漂白剤の入っていない中性洗剤を使用し、手洗いコースでの洗濯を推奨しています。

カーテンを洗う際はフックを取り外し、洗濯ネットを使用して洗いましょう。乾燥機はごわつきやシワの原因となるため、使用できません。
たたんでネットに入れる

脱水は1分程度で短く行ない、軽くシワを伸ばしてから干します。フックを取り付けたら、カーテンレールでの吊り干しでOKです。

オーダーカーテンの耐久年数を延ばす方法

愛着のあるオーダーカーテンは、できる限り長く楽しみたいですよね。「日常で気を付けるポイントを知りたい…」という方へ、今日からできるオーダーカーテンの寿命を延ばす簡単な方法をご紹介!

さらに、オーダーカーテンを無駄なく最後まで使うためのリメイクのアイデアもご提案します。

開閉は丁寧に

通常、カーテンの開閉は朝晩2回、毎日行ないますよね。そのたびに同じ場所をつかむと、必然的にその部分だけ傷みやすくなります。

強くつかんだり力任せに引っ張ったりすると、生地に必要以上の負担がかかってしまい、長年使っていくうちに切れてしまうことも。

お気に入りの洋服を扱うのと同じように、オーダーカーテンも優しく接することを心がけ、開閉は丁寧にしましょう。

丈の長いカーテンは、できるだけ上のほうをつかんで開閉すると、カーテンの負担が軽減されます。

日常的に清潔を心がける


カーテンはホコリを溜めないように注意しましょう。

天然素材であるリネンは静電気が起きづらいので、ホコリが付きにくく落ちやすいといった特徴があります。そのため、普段のお手入れはハタキや掃除機で軽く払うだけでも大丈夫です。

カーテンの上部やヒダの部分は特にホコリが溜まりやすいため、より丁寧に行ないましょう。カーテンレールも忘れがちなので、しっかりチェックしてください。

リメイクを検討する

生地や柄など、じっくり選んでオーダーしたお気に入りのリネンカーテン。長い月日を使い続けて擦り切れ・縮み・穴開きなどが起こったら、ショックですよね。

寿命だからと処分してしまう前に、一度リメイクを検討してみてはいかがでしょうか?

例えば、傷みやすいサイドや擦り切れやすいボトムに、相性の良い生地をプラスすることで、新しいカーテンに生まれ変わります。
また、サイズを小さくしてカフェカーテンにリメイクしても素敵ですね。大きさがあるカーテンはマルチカバーとしても活用できるほか、小さくカットしてランチョンマットやコースターなどに再利用すれば、統一感のあるテーブルウェアになります。

リフリンクッションカバーにアレンジも
Lif/Linクッションカバー

リネンは吸水性や速乾性があり、丈夫で長持ちするので、キッチンクロスやお掃除に利用するのもおすすめ!

お気に入りのリネンカーテンは、古くなっても形を変えることで最後まで生活に寄り添ってくれますよ。

Lif/Linではリメイクの相談も承っていますので、興味のある方はお気軽にご相談ください。

古くなってきたらリメイクもあり!

今回は、カーテンの劣化の理由や見た目でわかる寿命の判断ポイントなどをご紹介しました。

オーダーカーテンの寿命はおよそ10年前後です。オーダーカーテンの寿命は、日常の取り扱い方を少しだけ意識して丁寧に実施すれば、簡単な方法で行なえます。

オーダーカーテンの持ちを良くするので、今回ご紹介した耐久年数を延ばす方法を今日から採り入れてみてください。

長年使用して寿命がきたカーテンも、アイデア次第で新しく生まれ変わります。どのようにリメイクしようか考えると、なんだか楽しくなってきますよね。

ぜひ最後まで、お気に入りのオーダーカーテンを味わってください。

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