タッセルとは、カーテンをまとめて束ねるために使う留め具のことです。カーテンにぐるりと巻き付けて窓の端にまとめることで見た目がすっきりし、窓からの出入りも楽に行えます。
皆様のご自宅ではどのようなタッセルをお使いですか?
既成のカーテンをお使いの方なら、カーテンと一緒に付いてきたカーテンと同じ生地のタッセルをお使いの方も多いと思います。
カーテンを束ねるときにだけ登場するタッセルですが、ここにこだわりのタッセルを取り入れるだけでお部屋の雰囲気を変えることができるのです。
お気に入りのカーテンにお気に入りのタッセルを加えて、お部屋をさらに居心地の良い空間へと変身させてみませんか。
目次
- タッセルの種類
- タッセルでお部屋を自分好みのスタイルに!
- タッセルが無いときは…
タッセルの種類
一言でタッセルと言ってもそのデザインや素材は様々です。
私たちがよく目にする布状のタッセル。
こちらは、ふさかけと呼ばれる壁に取り付けられたフックにタッセルを引っ掛けてカーテンを束ねるタイプになります。
このタイプには布以外にも、紐状のもの、ワイヤータイプのものなど様々あります。
紐状のものはアクセサリーや房飾りがついたタイプもあります。
こちらはワイヤータイプのタッセル。
作りたいお部屋のテイストに合わせてタッセルを選べば、それだけでお部屋の雰囲気を変えることができます。
ワイヤータイプは、細身でありながら厚みのあるカーテンでも束ねられ、カーテンに束ねた痕が付きにくいのも特徴です。
ふさかけが付いていないというお家には、マグネットタイプやクリップタイプがおすすめです。カーテンを挟み込むように取り付けるため、ふさかけが無くても取り付けられます。
こちらがマグネットタイプ。
マグネットタイプは端に寄せたカーテンを束ねるだけではなく、下から持ち上げるように取り付けることでカーテンをおしゃれにアレンジすることもできます。
タッセルでお部屋を自分好みのスタイルに!
ここからはタッセルを取り入れて素敵なお部屋作りをしている方のお部屋をご紹介していきます。
大き目な飾りがついた紐状のタッセルを取り入れたこちらのお家。タッセル自体はそこまで目立つわけではありませんが、さりげなくそこに存在することで、リネンカーテンがアンティークな雰囲気のお部屋にとてもよくなじんでいます。
同じ生地を、ブレイクスタイルというカーテンの裾を長めにとるスタイルでカーテンを取り付けたお家。
同じ生地のカーテンでも、スタイルが変わるとお部屋の雰囲気もまた違って見えますよね。
家具やカーテンと違って、面積としてはかなり小さなインテリアであるタッセルですが、一つ取り入れるだけでお部屋の雰囲気を大きく変えてくれるのです。
タッセルは紐状のものだけではなく、アームホルダーという、壁に取り付けたホルダーにカーテンを引っ掛けるだけのタイプのものも存在します。
端に寄せたカーテンを引っ掛けるだけで扱いが楽なうえに、形にこだわればお部屋の雰囲気を演出するキーアイテムになります。
こちらはカーテンの掛け方もこだわり、全体的にエレガントな雰囲気に。
大振りな房飾りがついたタッセルは上品な印象を与えてくれます。
布状のタッセルでも、このようにカーテンの色とは違う色を取り入れることで、お部屋の雰囲気に合わせた演出をしてくれます。
同じカーテン生地でもタッセルを変えるだけで雰囲気を変えることができます。
こちらはアームホルダーでスッキリまとめたタイプ。
こちらは大きな房飾りがついたタイプ。
どちらもリネンカーテンの質感と刺繍の模様を活かしつつ、ワンポイントとしてお部屋を彩っています。
タッセルが無いときは…
タッセル一つでお部屋の雰囲気を変えることができますが、タッセルを使わなくてもお部屋をおしゃれにアレンジすることができます。
例えばこちらはタッセルの代わりに麻ひもを使ったケース。
リネンのナチュラルな素材感と麻ひもが相性抜群です。
カーテンと同じ生地で作った紐でカーテンを束ねても素敵です。
また、リネンのカーテンならタッセルを使わず、そのまま掛けているだけでも光の透け感や風になびく姿を楽しむことができます。
実用性だけではなく、窓辺を彩ってお部屋のおしゃれを楽しむことができるタッセル。
季節ごとに衣替えをするような気持でタッセルを取り入れるのもいいかもしれませんね。
お部屋の雰囲気を変えたいなと思ったら、まずはタッセルから変えてみてはいかがでしょうか。
playlist_add_check まとめ
タッセル一つでお部屋の雰囲気が変わる
選ぶタッセルによって同じ生地でも見え方が変わる