少しずつ夏めいてきましたね。春の陽気の中に夏らしい兆しを感じている方も多いのではないでしょうか。
外の空気が気持ちいいから、お部屋にいても窓を開けることが増えました。
そんな時、気になるのがお部屋に舞う「花粉」や「ほこり」です。
久しぶりに窓を開けたら、カーテンについていたほこりが舞ったなんて経験をされたことはないでしょうか。
リネンカーテンならきれいな状態を保てます。
「なぜ、リネンカーテンは花粉やほこりが付きにくいのか?」
「付かないとどんなメリットがあるの?」
今回はそんな疑問に答えながら、花粉やほこりを溜めこまないリネンカーテンを解説していきます。
目次
カーテンに花粉やほこりが付着する理由は「静電気」
花粉やほこりは「静電気」によってカーテンに付着します。
静電気とは、物が擦れて自身の(+)と(-)の電気のバランスが崩れた状態のことで、他のバランスが崩れた物と磁石のように引き合ったり、離れようとしたりします。
モノの中でも(+)の電気が溜まりやすいものと(-)の電気が溜まりやすいモノがあります。
電気の溜まりやすさ「帯電列」
カーテンでよく使われる化学繊維のポリエステルやアクリルはマイナスの電気を帯びやすく、再生繊維のレーヨンはプラスの電気を帯びやすいとされています。
天然繊維のリネンやコットン、シルクは帯電しにくいとされています。
また、帯電列の中で距離が離れているほど、静電気が大きくなります。
部屋の中では、人が動いただけでも花粉やほこりが舞い上がり、それが静電気によってカーテンに付着します。
リネンは帯電しにくい
植物からできている天然繊維(リネン、コットン、シルクなど)は、化学繊維よりも水分を多く含んでいるので静電気を帯びにくいと言われています。
その保湿性があることで、電流を逃がしやすくなります。
そのため、花粉やほこりが付着しても簡単に払い落せるので、清潔な状態を保つことができます。
カーテンに静電気が起きにくいことでのメリット
お手入れが簡単
部屋に舞っている花粉やほこりは、カーテンに付着します。
もちろん床に引きずられていれば、床のほこりも静電気で引き寄せられくっつきます。
しかし、リネンカーテンは、帯電しにくいためホコリの付着が少なく、普段の開け閉めの際に少し持ち上げてポンポンと掃ってあげるだけでお手入れになります。
だからこそ「ブレイクスタイル」という床にふわっと垂らすスタイルもおすすめです。
上品な印象のブレイクスタイルは、ほこりが付着しにくいリネンカーテンだからこそ気軽に作れます。
お洗濯やクリーニングの回数が減る
リネンカーテンはほこりが付きにくいので、他の繊維に比べお洗濯やクリーニングの回数を少なくできます。
ちなみにリネンカーテンは家で洗えるの?と思った方はこちらのブログをご覧ください。詳しく解説しています。
▼『リネンカーテンのお洗濯について~リネンカーテンLif/Lin~』
劣化しにくい
カーテンの汚れの一番の原因は「ほこり」です。
ほこりが付いていて、それが太陽光で焼けてしまったり、キッチンと繋がっているお部屋であれば油が付いたりして汚れていきます。
ほこりが付いてもすぐに払い落とせるということは、こういった汚れの原因になりにくいということです。
安心して使える
静電気でホコリが付きやすいカーテンだと、いくらクリーニングしても目に見えない汚れが付いているようでもやもや。
そんなカーテンにお子さんがぐるぐるとくるまって遊んでいると「汚いからやめなさい!」なんて止めてしまうかもしれません。
ほこりが付きにくいリネンカーテンであればそこまで心配せず、カーテンでお遊びする姿を見守れそうですね。
また、ほこりを溜めこまないということは、喘息やアレルギーがあるお子さんにも安心してお使いいただけます。
まとめ
いかがでしょうか。ほこりが付きにくいカーテンだからこそ、1年中快適に使えます。
特に窓を開ける回数が増える季節の変わり目におすすめ。
春こそリフリンのリネンカーテンで、リネンのある心地よい暮らしを始めましょう。