「リネンは自然素材で良いもの」とよく聞くものの、
リネンとは一体どういったもので、どのような特徴があるものなのでしょうか?
”麻にも種類がございます”
そもそもリネンとは、『フラックス』と呼ばれる植物の茎からできた繊維のこと。
その茎はとても細いのですが、手で千切ろうとしてもなかなか千切れない丈夫なものなんです。
【リネンの原料 フラックス】
麻にもいろいろな種類があります。
コーヒー豆などの保存に使われる麻袋や、頑丈に縛ることが出来る麻ひもなど、、、
こちらに使われている麻の種類は”ジュート”と呼ばれる麻の種類が多いです。
麻となるとこれらのイメージが強いからか、麻の種類の一つであるリネンにも
「チクチク、ゴワゴワするんじゃないか」とイメージされている方もいらっしゃるかもしれません。
ただし、麻袋や麻ひもに使われる麻の種類とリネンは別物とお考えください!
リネンは麻の中で最も柔らかい素材でできています。
これはリネンの生地がベッドカバーなどの寝具やあるいは衣服など、肌に触れるものに使用されていることからもご納得して頂けるはず^^
(いつかの当スタッフの姿。リネン生地で出来た衣服を着用しています。
リネンのサラッ、フワッとした着心地には安心感を感じさせてくれますよね♪)
カーテンは衣服ほど肌に触れる機会がないように思われますが、
朝起きたらカーテンを開けて陽の光りを入れ、そして夜になったらカーテンを閉める…。
意外にも最低1日1回は触れているものなんですよね。
そんな風にわずかな時間触れるだけでも、リネンの柔らかさはきっと気持ちもリラックスさせてくれているのかもしれません。
次回は化繊カーテンとリネンカーテンの違いについてお伝えしようと思います。
化繊カーテンとリネンカーテン、それぞれにメリット・デメリットは付き物。
互いのことを知り、カーテン選びのご参考にしていただけたらと思います♪