こんにちは。
私たちがおススメしているリネンカーテンは、“亜麻”という植物の繊維を糸にして、
その糸で織りあげられた自然素材の生地になります。
自然素材はいいと思うけど、価格が高いですよね~。
とよく言われてしまいます。。。
確かに、今の日本では技術も進み、
自然素材に近い風合いの化学繊維がたくさん作られています。
今の技術で化学繊維が作れらていること自体は、大変すばらしいことだと思います。
また、その化学繊維が誕生するまでの過程も簡単ではなかったと思います。
ただ、その結果、比較的安く安定した供給ができる化学繊維と、
育つ地域や天候などにも左右されがちな自然素材が近い価格になる。
ということはなかなか難しいことであることもご理解いただきたいと思います。
自然素材と一言に言いましても、
綿・絹・麻・羊毛・・・
動物の毛や植物の繊維など様々です。
糸にする工程もそれぞれ違いますが、手間がかかっていることは同じです。
液状のものから切れ目の無い1本の長い糸を作り出す化学繊維に比べて、
自然素材はもともと短い繊維を様々な工程で繋ぎ1本の長い糸にしていくのです。
綿(めん)は種子の周りにできる綿(わた)の繊維から糸を作ります。
羊毛は、羊の毛を刈って糸を作ります。
綿も羊毛もふわふわしていて、繊維の先端がカールした形状の繊維なのですが、
リネンの場合は、“亜麻”という植物の繊維で形状が直線的なため、
その繊維をつなぎ合わせて1本の長い糸にする。ということはなかなか大変な作業なのです。
できるだけ価格を抑えていいものを手に入れたい。
ということは、誰しも思うことではありますが、
そのものが出来上がるまでの背景を知っていただくことで、
ちょっと見方が変わると思います。
関わった人の数だけ、大切な思いも込めれらていきます。
リネンカーテンに限らず、目の前にあるものの背景をイメージしてみてください。
欠点と思われていた部分も、愛おしく見えてくるかもしれませんよ。