こんにちは。
今回は、化学繊維生地のカーテンとリネン生地のカーテンとでの
それぞれのメリット・デメリットをお話いたします。
~化学繊維カーテンのメリット~
まずは化学繊維のカーテンについて。
石油を原料に作られる化学繊維(ポリエステル・ナイロン・アクロンなど)は
非常に安価で生産することができます。
見た目としても、科学的に作られているため
繊維自体の継ぎ目がなく、糸は長く作ることができ、加工がしやすいです。
そのため、カーテン全体で見ても均等な仕上がりとなります。
また、シワになりにくく、型崩れもしにくい、
そして洗濯をしても伸び縮みが起きにくいというところから
その美しい見た目を保ち続けることができるのです。
機能としても、遮光・遮熱などの加工が充実しているため、
外の明かりに敏感な方にとっては遮光カーテンが寝室などで活躍してくれますよ。
~リネンカーテンのメリット~
一方のリネンカーテン。
リネン素材だからこそのメリットは、やはりその風合いを楽しんでいただけること。
上質なリネンは肌触りが柔らかいだけでなく、見た目にもその風合いが癒しを与えてくれます。
そして均等な美しさのある化学繊維のカーテンとは反対に、
リネンカーテンは糸一本一本の不均等さが、独特の質感・美しさを出してくれます。
また、手入れのしやすさもリネンの特徴です。
リネンは化繊に比べて静電気が起きにくく、
そのため“黒ずみ”の原因となるほこりが付きにくいため汚れにも強いのです。
もしほこりや花粉などのアレルギーをお持ちで悩まれている方も、
アレルギーを引き起こしにくいリネンカーテンで快適にお使いいただけますよ。
その他にも、リネン自体が室内に充満している湿気を吸ったり、
乾燥しているときには吸った湿気を放出してくれたりとお部屋の湿度調節もしてくれるのです!
湿気があると体がだるく重く感じることがあると思いますが、
カーテンをリネンにするだけでも、体調が優れてくるかもしれません。
いかがですか?
今回あげたそれぞれのメリットをまとめました。
化学繊維のカーテンのメリット | リネンカーテンのメリット |
安価で製造することができる
糸も際限なく製造でき、加工しやすい シワになりにくい、型崩れしにくい 縮んだり、伸びたりしにくい 洗濯をしても型崩れしにくい |
自然な風合いが独特な美しさをもつ 上質なリネンは肌触りが良い 静電気が発生しにくい ほこりが付きにくく、掃いやすい お部屋の湿度を調節してくれる 風合いが増し、丈夫で長持ち |
化学繊維のカーテンの持ついいところ、
リネンカーテンの持ついいところをご理解いただくと、
最適な場所へのカーテン選びが少しだけし易くなるかなと思います。
次回はそれぞれの弱点(デメリット)をお話しいたします。
リネンカーテンは、そのデメリットに感じられてしまうところも
実は裏を返すとリネンの素晴らしい特徴に繋がるところがたくさんあります!
ぜひ、次回のブログも合わせてご覧ください♪