こんにちは。
雪の次には、雨風と春を迎える前に、もう少し道のりがありそうですが、
でも気温なども暖かくなり、春の気配は感じますね。
太陽が出てくるのは嬉しいですが、その反面、強い日差しや西日なども気になりますよね。
リネンはざっくりとしたイメージがありますが、遮光性ってどうなの?
と思われる方もきっと多いのではないでしょうか。
正直、リネンの遮光性は高くはありません。
ざっくりと織られたリネンの生地は、外からの日差しを感じることができます。
一般的なカーテンでも、遮光性が高くはないものもありますが、
その場合は、遮光性のある“裏地”をプラスすることで、遮光性を上げることができます。
ただ、リネンの場合は、お勧めできません。
理由は、リネンの生地と裏地の生地の収縮率が違うためです。
リネンカーテンはお洗濯をしなくても、普段から伸びたり縮んだり(伸びたものが元に戻る)していますが、伸びたり縮んだりしない裏地と組み合わせて、
リネンの生地だけが伸縮すると、“ひずみ”が生じてしまうためです。
それでは、リネンカーテンに遮光性を求めることはできないのでしょうか?
おススメしている方法としては2つあります。
①リフリンの中でも、遮光性が高い品番を採用する
リフリンは全部で83柄ありますが、その中でも、LL2101は
リネンでも遮光性のあるカーテンを使いたい方に向けて作っています。
【LL2101】
具体的には、通常、縦と横に1本の糸を交互に織りながら生地にしていくところ、
このLL2101は2本の縦糸と緯糸を使用しているため、より緻密な織になっています。
夜に室外へ電気の明かりを漏らしたくない方(全く漏れないわけではありませんが)や朝日が入ってくるのを極力防ぎたい方などにおススメです。
②別のカーテンで遮光性を高める
リネンカーテンはそのまま使いながら、遮光性のあるロールスクリーンやブラインドなどを併せて使用することで、リネンの素材感を楽しみながら、
遮光性を上げることもできます。
こちらの場合は、普段はリネンだけでも問題はないが、夏の西日だけは阻止したい。という方や完全に遮光にしたいけど、リネンも使いたい。という方にお勧めです。
もし、リネンカーテンだと夜に室内が見えてしまうのでは?
と心配な方は、特に遮光性を持たせなくても、大丈夫です。
リフリンのリネンカーテンは、皆様が思われているほど透けません。
ぜひ、過去のブログでお確かめください。
ブログ:リネンカーテンは透けませんか?
リネンカーテンの良さを活かして、尚且つ、安心して生活ができることが大切ですよね。
目的に応じて、どの程度の遮光性が必要なのかを考えてみてると、
どの方法が合っているかのかも、見つけやすいかもしれませんね。