リネンカーテンは、お洗濯の縮みとか、何かと心配事が多いイメージがありませんか?
でも、リネンカーテンの特性を知っていただき、普段からこまめにお手入れしていれば、もう怖くはありません。
今回は、そんな普段のお手入れのお話をしたいと思います。
カーテンの汚れの1番の原因はホコリです。
実は、リネンカーテンではなくても、こまめにホコリを掃うことがとても大切なのです。
どんなにきれいにしているお部屋でも、ホコリは存在し、カーテンにも付着します。
カーテンにホコリが付いた状態で、油煙や太陽に照らされるなどの様々な条件により、そのホコリがカーテンに焼き付いてしまうのです。
そうなってしまうと、いくらお洗濯をしても、なかなか落ちません。
だから、そうなる前に、こまめにホコリを掃っておくことが、実はきれいに保てる近道なのです。
ホコリを取り除く方法として、カーテンの表面のホコリを昔ながらのはたきや掃除機を軽くかけてあげるのが有効です。
また、お天気の良い日には、カーテンレールからカーテンを外して、外でホコリを掃ってあげることができると、もっといいですね。
カーテンは、上から順にホコリがたまっていきます。
カーテンの裾の方は、毎日の開け閉めである程度動きますが、上部はなかなか大きく動くことがないため、その上部を大きく動かし、そこにたまったホコリを取り除いてあげることが大切です。
その時に、カーテンレールの上にたまったホコリもきれいにしましょう。
この部分、普段のお掃除ではなかなか手が届かない場所なので、想像以上にホコリがたまっているのです。
さて、今まで、ホコリの掃い方の説明をしてきましたが、これは、リネンカーテンに限ったことではありません。
化学繊維のカーテンでも、汚れの原因やお手入れの方法は同じです。
でも、リネンカーテンは、ホコリの落ち方が違います。
その理由は、自然素材のため、静電気が起きにくいからです。
静電気が起きにくければ、ホコリも吸い寄せにくいうえに、付着したホコリもカーテンから離れやすいのです。
この“静電気が起きにくい”という点が、リネンカーテンが清潔に保てるポイントなのです。
これからの季節に、カーテンのお手入れを習慣付けることで、お気に入りのリネンカーテンを綺麗に長く使っていただけることができますので、ぜひこまめなお手入れを実践してください!