リネンカーテンLif/Linでは、全シリーズ合わせて83柄あります。
その中には、似ているけど品番も価格も違うけど、何が違うのかな?と思われる生地もあります。
今回はその代表である、LL2001とLL2101の違いについて、お話ししたいと思います。
LL2001とLL2101の違いは? 目次
- 違いと共通点
- 実際の見え方の違い
違いと共通点
見た目
パッと見た感じが似ているのは、どちらの生地も“生成り”と呼ばれる、色味です。
左:LL2001 右:LL2101
この生成りとは、染めていない麻そのものの色味なので、どちらも同じように見えます。
触った感触
LL2001の方が薄く、LL2101の方はふっくらと厚みや柔らかさを感じます。
生地の雰囲気
LL2001は少し透け感があり、軽やかな印象があり、LL2101は生地が厚く少し重たい印象もあります。
それでは、具体的に何が違うかと言うと、透け感です。
LL2001よりもLL2101の方が透けにくいのですが、LL2001は経糸と緯糸を1本ずつ交互に織っているのに対して、LL2101は経糸と緯糸を2本ずつ織って交互に織っているため、LL2101の方が密度が高く、透けにくいのです。
それで、生地もふっくらと厚みがあり、少し重厚感も出ているのです。
実際の見え方の違い
それでは、実際の見え方としては、どうでしょうか。
LL2001
カーテンから10cmくらいのところに人が座っているのですが、よぉ~く見たら、シルエットがわかるくらいです。
LL2101
こちらも、同じくらいの位置に人が立っていますが、ほとんどわかりません。
街灯や太陽の灯り、室外からの視線などが気になる方は、LL2101の方がおススメですが、LL2001でも室内が見えてしまうことはありませんので、ご安心くださいませ。
でも、中には透け感ではなく、質感(重厚感やふっくらとした感じ)が気に入ってLL2101を選ばれる方もいらっしゃいます。
個人的には、LL2101が床にくたっと付いている雰囲気はとても好きです。
LL2001とLL2101の違いは? まとめ
生地を構成する糸の本数が違う
LL2101の方が透けにくい