今回は、カーテンのボリュームについてお話ししたいと思います。
リネンカーテンのボリュームについて 目次
- カーテンのボリュームとは
- カーテンの幅を少し大きめに作製する理由
- オーダーカーテンサイズは自分で決めることができます
カーテンのボリュームとは
カーテンの素材はリネン以外にも様々ありますが、しなやかにくたっとするものもあれば、張りのある生地もあります。
リフリンのリネンカーテンは。と言うと、しなやかでくたっとしています。
カーテンを開けた際に、窓の横にカーテンを束ねますが、幅の大きな窓であれば、当然ボリュームも大きくなります。
ただ、同じ長さのカーテンを束ねた場合、張りのある生地としなやかな生地とを比べたら、当然しなやかな生地のボリュームは小さくなります。
麻はチクチク・ゴワゴワと張りのあるイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、リフリンのリネンカーテンは、リネン(亜麻)100%なので、とてもしなやかでチクチク・ゴワゴワしていないのです。
カーテンの幅を少し大きめにする理由
先ほどもお話ししたように、リフリンのリネンカーテンのボリュームは大きくはありません。
一般的な左右に引き分ける、ヒダのあるカーテンを作製する場合、レールの幅に対して約5%ほど大きくします。
これは、リネンカーテンに限ったことではなく、全てのカーテンで大きくするのですが、リネンカーテンならではの理由があります。
それは、リネンカーテンのしなやかな特徴が関係しています。
毎日、カーテンを開閉する際に手で掴む部分が変形したり、リネンの生地の特性で中央部分に隙間が空いてくることがあります。
このようなことが起きた場合、幅にゆとりを持たせて作製することで、中央部分の隙間が開きづらくなります。
ですので、リネンカーテンを作製する場合は、必ずカーテンレールの幅よりも少し大きめで作製をしてください。
オーダーカーテンのサイズは自分で決めることができます。
オーダーカーテンは、サイズを自由に決められるのは当たり前ですが、横幅や縦方向の長さなどを1cm単位で決めることができます。
例えば、ヒダをとらないフラットカーテンの場合、通常カーテンレールに対して1.3倍の幅で作製することをお勧めしていますが、お好みで1.2倍や1.1倍で作製することも可能です。
この倍率によって、印象も変わってきますのでお部屋の雰囲気や好みでどの倍率にするかを選んでください。
フラットカーテン1.3倍
フラットカーテン1.2倍
フラットカーテン1.1倍
いかがですか?
特にフラットカーテンでは、この場率によってウェーブの雰囲気を変わるので、どの程度大きくするかは大切なポイントです。
自由に決められるからこそ、難しいと思われがちですが、想像力を働かせてどのようなカーテンが好みかをイメージしてみてください。
カーテンのボリュームについて まとめ
リフリンのリネンカーテンはしなやかでくたっとしている
カーテンの幅は少し大きめに作りましょう
オーダーカーテンは1cm単位で寸法を決められます