こんにちは。
新入社員の千葉です。
先日の日曜日、海外から無事日本に帰ってきました。
日本に帰ってから秋晴れが続いていて、気持ちのいい日々を過ごしています。
本日は、リネンの”ネップ”についてお話します。
目次
- ネップとは
- ネップのよさ
- 揺らぎのあるカーテンと自然光
ネップとは
リネンカーテンは自然素材のフラックスという、植物の茎の繊維から作られているので、繊維自体が不均一な太さになっています。
細い糸があったり、太い糸があったり。それは、自然素材の特徴です。
リネン素材をよく見てみると、太い糸が所々に見受けられるかと思います。それがネップです。
下の写真ですと、ちょうど真ん中あたりにネップが混じっています。
ネップはたて糸、よこ糸どちらにも見ることが出来ます。
不均一の太さのネップですが、それがあることでほつれやすくなったりすることはないのでご安心ください。
ネップのよさ
ネップはリネンカーテンの表情を豊かにしてくれる存在です。
拡大してみたときは、ネップの部分が目立って見えたかもしれませんが、今度は全体的に見てみましょう。
少し濃く見える点や線の部分がネップです。まばらに点や線があることで、自然と揺らぎが表れてきます。
なんだかこの自然な揺らぎが、川のせせらぎにも見えてきます。
ネップのこのまばらな表情が、お部屋の窓にかけたとき素朴な風合いになってお部屋に映えてくれるのです。
揺らぎのあるカーテンと自然光
ネップがある不均一な糸で織られたからこそ、リネンカーテンは窓際で豊かな表情を見せてくれます。細い糸やネップがあることで、生地にしたときに揺らぎが生まれます。
揺らぎのあるリネンカーテンからこぼれる自然光は、まるで木漏れ日の様なやさしい光へと変えてくれます。
リネンの優しい風合いは、自然素材ならではのネップのおかげなのですね。
playlist_add_check まとめ
ネップは繊維の太い部分。
ネップがあることで自然素材ならではの表情が感じられます。
自然光をこぼれ日みたいなやさしい光にしてくれます。