こんにちは
今日くらいからまたググっと気温が下がり天気予報でも雪のマークを見かけるようになってきました。日の出ている日中は暖かくても朝晩の冷え込みが厳しいですね。お家の中では温かく過ごしたいこの時期、サラッと軽やかなリネンカーテンはさむいのでは?というお声もよく聞きます。今日はカーテンの選び方で冬を快適に過ごせる方法をご案内します。
冬のカーテン選び目次
- 寒さ対策のポイントは?!
- リネンカーテンは夏の生地?
寒さ対策のポイントは?
冬の室内を快適にするにはまず冷気のは入り口をふさぐことが肝心です。
お部屋の場合は窓が一番の冷気の出入り口なのでそこを覆う役目をするのがカーテン。実は冷気を入れないためにはカーテンの種類や厚みよりもまずカーテンの掛け方が大切になってきます。
窓の大きさよりも大きめにカーテンで窓を覆うことで冷気を入りにくくします。
特に冷たい空気は上から下へと降りていくので床までない窓でもカーテンを床につくまでの丈にすることで冷気の入りを少なくすることができます。
一般的にカーテンは薄手のレースカーテンと厚地のドレープカーテンで二重に掛けることが多いかと思いますが、これも重要。
カーテンの生地の厚さよりも2枚の生地の間に空気層を作ることで窓で冷やされた空気が室内に入り込むのを防いでくれるのです。
こちらのように厚手ドレープカーテンとレースカーテンを逆にかけても効果は一緒です。
カーテンには縫い方によって様々な種類がありますが、防寒対策にはヒダをたっぷりとる2倍ヒダがおススメです。
<2倍ヒダ>
<1.5倍ヒダ>
カーテンの上のつまみの部分を多くすることで生地をたくさん使う分、カーテンきれいなウェーブが作られます。このウェーブがカーテンの空気層をより大きくしてくれるのです。
また、お部屋の間仕切りとしてカーテンを取り入れるのもおすすめの方法です。
リネンカーテンは夏の生地?
サラッと軽やかなリネンカーテンは夏にしか向かないのでは?という声をよくいただきます。ですが、実はリネンは冬にも使い勝手がよく、一年中使っていただけるカーテンなのです。
というのもリネンは吸湿発散性にすぐれ、室内の調湿作用も持つ生地だからです。
リネンはそもそもフラックスという植物の繊維からできた糸。この糸は中が空洞のストローに似た中空繊維といわれる構造になっています。このストロー構造が湿気を吸ったり吐いたりという呼吸をしています。
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そのため、湿気を吸うことで生地が重くなりその重さでカーテンが伸びたりもするくらいなのです。
ただ、その湿気を吸い込むだけではなく、室内が乾燥しているときにはそれを放出する機能を持っているのです。
つまり、冬に困りものの結露の軽減になるのです。また、エアコンなどで乾燥しすぎている空気は暖かさを感じにくくなるのですが、リネンのカーテンはそこでも湿度調整をしてくれるので頼もしいですね。
湿度によって丈の変化するカーテンだからこそ、あえてゆったり丈を長めにしてエレガントな雰囲気を楽しむのも素敵ですね。冷気もしっかりシャットアウトできるので一石二鳥かもしれません。
冬のカーテン選びのまとめ
カーテンは掛け方で寒さ対策ができます。
冬にもリネンがおすすめです。