カーテンと一口にいっても、生地の厚みや種類はさまざまです。なかでも生地が薄いレースカーテンは、厚手のドレープとセットで使用されます。
そもそもレースカーテンはなぜ必要なのか、気になったことはありませんか?部屋で快適に過ごすための、重要な機能を果たしているのです。
この記事では、レースカーテンの必要性と機能、メリット・デメリットを解説します。また、用途に合わせたレースの選び方も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
レースカーテンが必要な3つの理由
何となくレースカーテンを使っているという方は、レースカーテンがなぜ必要なのか疑問に思うかもしれません。まずは、レースカーテンの必要性について解説します。
プライバシーを守ることができる
レースカーテンは透明感が高いため、「室内が丸見えになるのでは?」と思いがちです。
しかし、レースカーテンは室内から外の様子が見える一方、外から室内が見えにくい構造になっています。
室内が見えにくいことでプライバシーの保護につながり、安心してくつろぐことができます。
冷暖房の効率性を高める
レースカーテンが1枚あるだけで、窓から出入りする熱気や冷気をある程度遮る効果が期待できます。
外気の影響を抑え、また室内から外に空気が漏れるのを防ぐことで、冷暖房の効率もアップします。
自然光の調整ができる
ドレープカーテンとレースカーテンを併用すると、室内の自然光・採光の量を調整できます。
日当たりの良い部屋でも、透明度の高いレースカーテンを使えば適度な明るさをキープできるのです。また、直射日光を遮ることで、室温の調整にも役立ちます。
レースカーテンを使うメリット・デメリット
レースカーテンは室内のプライバシー保護や冷暖房の効率アップ、自然光の調整など、さまざまな役割と機能があります。
しかし、レースカーテンのメリットはこれだけにとどまりません。次からは、レースカーテンを使うメリット、注意が必要なデメリットについても解説します。
レースカーテンのメリット
レースカーテンのメリットを紹介します。
景色を楽しめる
レースカーテンは外からの視線を気にすることなく、部屋から外の景色を楽しめるメリットがあります。
外が見えることが開放感につながり、ドレープカーテンをしたときよりも部屋が広く感じます。
通気性の良さ
レースカーテンは通気性が良いので、季節によっては涼しい風を感じながら快適に過ごすことも可能です。
なお、レースカーテンでエアコンの効率が良くなると、結果的に電気代の節約にもつながるでしょう。
紫外線対策
紫外線は季節や天候を問わず、一年中降り注いでいます。
紫外線は窓ガラスを通して室内に入るため、室内でも対策が必要です。レースカーテンがあると紫外線対策にもつながるため、日中は一年中使うことをおすすめします。
ドレープカーテンの保護
ドレープカーテンと窓ガラスの間にレースカーテンがあると、ドレープカーテンに当たる直射日光を抑え、保護するメリットもあります。
レースカーテンのデメリット
レースカーテンのデメリットを紹介します。
遮熱効果が不十分
外気温が高くなる真夏は、レースカーテンだけでは熱を防ぎきれない場合があります。
部屋の位置によって日当たりは変わるので、特に日当たりの良い南側の部屋には、遮熱効果が高いレースカーテンを選ぶことが大事です。
結露でカビが発生しやすい
湿度が高い梅雨時や暖房を使う冬は、窓ガラスに結露が発生しやすくなります。
結露をそのままにしておくと、窓ガラスに近いレースカーテンに結露が付着してカビが発生しやすいのです。
【用途別】おすすめの商品を紹介!
レースカーテンは一見どれも同じように思えますが、実はさまざまな機能があります。次からは、用途に合ったレースカーテンを選ぶポイントを紹介します。
プライバシーが気になるとき
外からの視線を重視する場合、ミラー効果のあるレースカーテンがおすすめ。ミラーレースカーテンの生地は、光沢のある特殊な糸を使用しているのが特徴です。
カーテンの表面がミラー(鏡)のように反射することで、外からの視線を遮ってくれる効果が期待できます。
ただし、反射する光が少ない曇りや雨の日、夜などは室内が見えやすくなるので注意しましょう。レースカーテンだけで過ごしたい場合は、遮像・遮光レースカーテンもおしゃれでおすすめです。
部屋からの音漏れや外の騒音が気になる方は、防音効果のあるものを選ぶとよいでしょう。一般的な防音カーテンは、ウレタン樹脂やアクリル樹脂をコーティングした生地を使用しています。
紫外線が気になるとき
室内の紫外線をしっかりカットしたい場合は、紫外線カットできるレースカーテンがおすすめです。
隙間が少なく、密度の高い生地で紫外線を通さないタイプや、オーダーで特殊な素材を使ったタイプ、綿やコットンを織り込んだ生地で紫外線を外に反射するタイプなどがあります。
紫外線カット率が80~90%以上と高いものも多く、肌の日焼けだけではなく、インテリアの日焼け防止になり、紫外線対策にも役立つでしょう。
なお、生地の素材や織り方で紫外線をカットするため、洗濯や経年劣化で効果が大きく落ちることがないので安心して使えます。
小さい子どもがいるとき
小さい子どもがいる家庭では、天然素材100%の上質なリネンでできたものがおすすめです。子どもはカーテンにくるまって遊ぶことがあるため、化学繊維よりも天然素材の方が安心です。
リネンカーテンでおすすめなのは、シックハウス症候群の原因になる物質を極力排除した基準で製造している「Lif/Lin(以下リフリン)」です。
リフリンのリネンカーテンは肌触りが良いうえに、天然素材のため、木と同じく湿気を吸ったり吐いたりする働きがあります。より快適な環境で過ごせるのは、化学繊維にはないメリットでしょう。
また、リフリンのリネンカーテンの柄は北欧テイストだけでなく、シンプルナチュラルやシンプルモダン、和テイストにも合いやすいのが特長です。
部屋のイメージに合わせたものを選びたいとき
部屋のイメージに合ったレースカーテンにしたいときは、家具やインテリアなどに合う色や、光の取り込み量を考えて選びましょう。
リフリンのナチュラルなリネンレースカーテンなら、どんな家具やインテリアにも合わせられます。北欧テイストにしたい場合は、リフリンのレースカーテンが特におすすめです。
▲Lif/Linリネンカーテン:レースカーテン(エアリーシリーズ)
機能や部屋の雰囲気に合ったものを選ぼう!
レースカーテンは外から視界を遮るプライバシー保護に加え、冷暖房の効率アップ、明るさ調整などの役割があります。
それに加えて、紫外線カットや通気性、部屋から外の景色が見えるといったメリットも挙げられます。
ただし、結露が起きやすい季節はレースカーテンにカビが生えやすくなるため、結露を放置せず、レースカーテンを定期的に洗濯するなどお手入れしましょう。
レースカーテン選びでは、紫外線対策やプライバシー保護などの機能、インテリアと合わせたコーディネートなど、目的に合ったものを検討することが大事です。
その点、ナチュラルで落ち着いた雰囲気のリネンカーテンは、室内のテイストやインテリアを問わず使えます。レースカーテンの候補の一つとして、リフリンのリネンカーテンにぜひ触れてみてはいかがでしょうか。