「どれを選べばリネンカーテンですか?」
お問合せで、多く聞かれる質問です。ご安心ください。
Lif/Linリネンカーテンは、どのシリーズのどの品番を選んでいただいてもリネン100%です。
薄手のレースカーテン、厚手のドレープカーテン、柄入りのカーテン、どれを選んでもリネン100%になります。
今回は、Lif/Linリネンカーテンがどうしてすべてリネンなのか、なぜリネン100%にこだわっているのかをお伝えさせていただきます。
目次
カーテン生地が天然素材であることがどうしていいのか
最近では、SDGs(Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)によって、環境問題や健康を考えて天然素材のものが注目されています。
お店でもインターネットでも、たくさん見たり触れたりする機会も増えてきました。
天然素材と考えたときに思いつくのは何でしょうか。
ウールやシルクなどの「動物繊維」や、リネンやコットンなどの「植物繊維」があります。
これらに対して、人工的に作られる素材が「化学繊維」です。
カーテンを考えるとき、より用途に合わせて、また手軽に・安く・多くの方に使っていただけるように化学繊維のカーテンが主流になりました。
もちろん、そういったカーテンがいいところもありますが、なぜ天然素材のものが注目されるようになったのでしょうか。
化学繊維のものは、シワになりにくく、洗濯やお手入れがしやすいうえに柄やバリエーションも豊富です。
遮光や遮熱、保温などの機能に特化したものもあり、値段も比較的安く手に入ります。
機能としては申し分なしですが、カーテンに求められることが、光を遮ったり・暑さや寒さを和らげたりするのが必要なだけではないからです。
今は、環境問題や健康を考えることが切り離せない時代です。
より安心・安全で快適な暮らしをするために必要なことは天然素材であることだと捉えられてきたからではないでしょうか。
天然素材は、肌への負担が少ないため、小さなお子様でも安心です。
また、天然素材の性質をよく理解して扱えば、丈夫で長持ちしてくれます。
吸湿性が高く、繊維自体が呼吸してくれるため、1年中快適に過ごせます。
これからの暮らしには、天然素材を選択することは当たり前なのでしょう。
天然素材のなかでもリネンがおすすめな理由
天然素材の中で代表的なものが、ウール・シルク・リネン・コットンです。
Lif/Linはどうしてリネンを選んだのでしょうか。
天然素材はそれぞれ特徴があります。
カーテンとして1年中快適に使え、丈夫でお手入れもしやすく、何よりも暮らしを豊かにしてくれるのはリネンではないかと注目しました。
当時、国内でリネンを取り扱う会社が少なかったことから、リネンの本場である東欧にスタッフが足を運び輸入にこぎつけたのが始まりです。
今日では、リネンはとても身近な存在になりました。
洋服にリネンを取り入れるのは当たり前のように思えるようになりましたし、寝具やキッチン用品にも広がっています。
環境問題や健康を考え、安心して使えるものにこだわりたいという方が増えてきたからでしょう。
リネンとは「麻」の種類の1つです。
「麻」には20種類ほどありますが、原料となる植物によって、全く性質が異なってきます。
「麻」は、靭皮繊維(じんぴせんい)と葉脈繊維(ようみゃくせんい)とに大別されます。
靭皮繊維は葉脈繊維よりもやわらかく、衣類・家庭用品等に使われています。
葉脈繊維には、黄麻(ジュート)と大麻(ヘンプ)があります。
繊維が強く、耐久性に優れているため、麻袋やカーペット、ロープ等に使われています。
靭皮繊維の代表が、亜麻(リネン)と苧麻(ラミー)です。
リネンは、フラックスという亜麻科の1年草です。
茎の繊維がリネンに、種は亜麻仁油の原料になります。独特ななめらかさと光沢感もあり、肌にやわらかで肌触りがとてもよいという特徴があります。
ラミーは、イラクサ科の多年生の草木類であり、茎の繊維から作られます。
天然繊維の中で最もシャリ感があり、涼感があります。「麻」の中で、最も繊維が強く、強い洗いにも耐えますが肌への刺激があるため、チクチク感を感じます。
肌が敏感な方は、ラミーが入っている生地は注意した方がいいでしょう。
リネンがおすすめな理由をリネンカーテンの特徴からご説明いたします。
リネンカーテンの特徴
1.リネンは、丈夫で長持ちし、汚れもつきにくく衛生的
リネンはとても丈夫です。
洗えば洗うほどに繊維が強くなります。
汚れがつきにくく、ついたとしても落ちやすいのは、静電気を帯びにくい素材だからです。
また、繊維が毛羽立ちにくいため衛生的で、衣類やキッチンクロス等にも使われています。
使うほどに風合いが増し、その変化も楽しめます。
2.リネンといえば「透け感」
素材の特徴を存分に楽しめるリネンカーテンですが、それは天然素材であるからです。
天然素材の繊維でできた糸は均一ではありません。
太いところがあったり、細いところがあったりします。
その糸で織られた生地なので重なりにもバラつきが出ます。バラつきというと悪い印象を感じますが、そのバラつきこそが天然素材ならではの機能になります。
例えるなら、葉と葉が重なり合うことで太陽光の強い日差しをやわらかく遮るように、リネンカーテンも均一ではない生地が日差しをお部屋にやさしく届けます。
それが「透け感」になるのです。
眩しいと感じる光を心地よく感じさせることが出来るのは、まさに天然素材であるからこそなのです。
3.リネンは呼吸をしています
自然とともに生きているものは呼吸をしています。
リネンも、空気中の湿気を吸ったり吐いたり、呼吸をするように調湿します。
それに伴って、調湿をするカーテンは伸びたり、縮んだりします。
ポリエステルのカーテンのように、丈の長さも均一ではありません。ですが、これが自然の恵みであると楽しんでいただけたらと思っています。
カーテンから自然を感じることが出来る暮らしは、幸せだとは思いませんか?
4.赤ちゃんが触れても安心・安全なリネンのカーテン
リネンの独特のなめらかさ、やわらかさは触れた人を虜にします。
カーテンを開けるときにそっと触れたとき、ぎゅっと握りしめたときだけでなく、風になびいているところを見てもやわらかさを感じることができます。また、風を感じることもできます。
天然素材の中でもリネンがおすすめな理由は、リネンの特徴がカーテンとして1年中快適に心地よく暮らしていただけるからです。
Lif/Linリネンカーテンはすべてリネン生地であるだけではなく、リネン100%にこだわっています。
次は、なぜリネン100%の生地にこだわっているのかをお伝えいたします。
Lif/Linリネンカーテンがリネン100%にこだわっている理由
リネンカーテンと言っても、数多くの種類があります。
リネンとコットン、リネンと化学繊維(ポリエステル・アクリルなど)を組み合わせたものや、リネン100%のものです。
リネンには
・伸び縮みする
・シワになる
・ネップがどうしてもできる(リネンの繊維が絡み合ってできた糸の節が玉状になったもの)
という特徴があるため、手入れに手間がかかると思われがちです。
コットン(綿)と組み合わせることで価格を抑えたり、化学繊維と組み合わせてシワになりにくくしたり、透けないように遮光や遮熱などの機能を高めたりしています。
どの素材にもいい面とデメリット面を持っていますが、Lif/Linリネンオーダーカーテンはリネン100%にこだわっています。
リネンの特徴として、先程も触れましたが
・丈夫である
・汚れが付きにくい
・透け感を楽しめる
・調湿機能がある
これらの素晴らしい特徴を存分に最大限生かせるのは、リネン100%のリネンカーテンです。
赤ちゃんのように敏感な肌なら、なおさらリネン100%が安心・安全です。
雨の日の湿気でカーテンの丈が伸びたり、強い日差しをカーテンが受けることでリネン生地の繊維に含まれる水分を出すことで縮んだり。
季節を家の中でも感じられるのは、リネン100%の天然素材だからこそです。欠点に思われることでさえも含めて、リネン100%のリネンカーテンとのナチュラルな暮らしをお勧めしたいのです。
Lif/Linリネンカーテンは、上質なリネン100%であるだけではなく、より安心してお使いいただけるように第三者機関による品質検査を定期的に行っています。
そして、ホルムアルデヒドなどのシックハウスの原因ともなる物質を極力排除した基準で作られていますので、赤ちゃんが触れても安心・安全なレベルです。
安心・安全は最優先であり、種類も多く用意しております。
お好みやなりたいイメージの部屋にぴったりな生地を選べますので、選んだり楽しさもございます。
また、専門スタッフが丁寧に応対させていただきます。色選びやスタイル等、気軽にご相談ください。
天然素材のカーテンの中でもリネンカーテンがお勧めの理由、リネン100%の生地にこだわっていることが分かっていただけましたでしょうか。
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