よくリネン100%と麻100%は同じものですか?と尋ねられることがあります。
麻は総称です。
麻には代表的なリネンをはじめ
ジュート、サイザル、ラミー、ヘンプなどたくさんの種類がありますが
日本で良質な麻繊維としてイメージされるのはリネン(亜麻)が多いと思われます。
麻100%と記載されている場合はラミーを100%使用したものや
ラミーとリネンなど同じ麻を混合したもの
もしくはリネン以外の他の麻を使用したものが多いと思われます。
リネンを100%使用している繊維は麻100%と記載しても間違いではありませんが
せっかくのリネンを100%を使用しているものなら
麻100%と記載するよりリネン100%と記載する場合がほとんどだと思われます。
リネンは中世の時代から
肌触りがとてもなめらかで優しくそのうえ非常に丈夫で水に強いことから
普段使いができる高級素材として重宝されていました。
麻繊維全般の特徴には
・吸水・吸湿性が良い
・発散性良くそのため匂いの菌も抑えれれる
・防虫性・防カビ性がある
・天然繊維の中で一番丈夫
・非常に水に強く腐りにくい
そして
リネンはその麻繊維全般の特徴に
・しなやかでなめらか
・繊維が細いのでチクチクしない(ラミーはリネンより少し繊維が太くチクチクする)
というさらに使い心地の良い特徴がくわわります。
LIF/LINのカーテンはリネンの中でも上質なヨーロッパ産リネンを
東アジアの当社提携紡績工場でしっかり織り上げているので
上質なうえ少しでも使いやすい価格を再現して生産しています。
なぜ麻の一種類なのに
あえてリネン100%と表示されるのかつづきはまたお伝えします。
お楽しみに!
【追記2017年5月29日】リネン100%と麻100%の違いは?2/2
他にもリネンの特徴を分かりやすく説明をしている記事もおすすめです。
ぜひご覧ください。