Lif/LinスタッフのLOHASについて考えるシリーズ。
今回は、海岸清掃に参加してみて感じたことについてをお話ししたいと思います。
「近年海洋プラスチックが急激に増え、地球環境の汚染や生命の健康が脅かされています。」
それは何度もニュースで耳にし、状況は理解しているつもりでした。
先日、大学時代のゼミの先生から誘われ、地元の海の海岸清掃に参加してきました。
海岸に着いて見た光景。そこには沢山のごみが溜まっていたのですが、正直な感想は「見慣れたいつもの光景」でした。
日常的にごみが浜辺にあることに私は違和感さえ感じていなかったのです。
いざ作業を開始してみると、綺麗にすることはどんなに大変か身をもって知る事になります。
例えば、漁業用の網一つで大きなごみ袋がいっぱいになってしまったかと思えば、すくってもすくっても指の隙間から落ちてしまうほど細かく砕かれたプラスチックまで。
これか、これが噂の海洋プラスチックなのか。もはや原型をなくしたこのごみを取り除く術すら思いつきません。
私にはこのごみをどうすることもできない。そんな思いと共に少し心にチクりと刺さるのが「あぁ、昨日スーパーでプラスチックのスプーンを何本か貰ってきてしまった」という謎の罪悪感。
目の前のごみを直接自身が捨てているわけではないけれど、日々の行動が最終的にこのような形で環境を汚してしまう可能性があると知ると、少し考えさせられます。
すぐにできることは?
スプーンを貰わない、小袋はできるだけ断る。意外と簡単です。早速次の日から取り組んでいます。
まだまだごみが残る浜辺ですが、地元の方がおっしゃっていたことは「この海をハワイのような海にしたいなぁ。」
私たちの意識が変われば、きっと叶うはずです。
▲約60名で集めた海岸のごみ
▲拾っても拾ってもまだまだ細かいゴミが残っています
自然の豊かさに触れるだけでなく、現実を見つめ直すことも未来を考えるうえではとても大切な事だと感じさせられました。
Lif/Linでは、健康・環境に配慮した、かつ心から愛着が持てるアイテムに囲まれた暮らしを皆様に提案していきたいと考えています。
モノを通して心も暮らしも豊かに感じるためには、そのモノがどこでどのようにして作られているかにも関心をもつことが、実は隠されたポイントの一つなのではないでしょうか。
モノの背景を知ることで、モノを選ぶ価値観が変わり、暮らしの豊かさが変わる。
そのように考えてみると、モノとなる資源は、自然の力で作られているものがほとんど。
身の回りの環境にも配慮した暮らしを心掛けたいものです。