カーテンを選ぶ際によく見る「3つ山」「1.5倍ヒダ」などという言葉。
どういう意味かなと気になった方もいらっしゃるかもしれません。
どんな仕様にするかでお部屋の雰囲気も変わるカーテンの「ヒダ」について今回は詳しくご紹介していきます。
目次
カーテンのヒダとは?
そもそもカーテンのヒダとは一体何を指すのでしょうか。
もしかしたら普段何気なく目にしているかもしれませんが、こちらの部分をヒダと呼んでいます。
カーテンを選ぶ際、特にオーダーカーテンの場合はこのヒダの種類を選ぶ事ができます。
一般的にどんな種類があるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
ヒダの種類
3つ山2倍ヒダ
こちらは「3つ山2倍ヒダ」「3つ山」「2倍ヒダ」と一般的に呼ばれている仕様です。
ヒダの箇所をアップでみると、3つの山ができている様子が分かりますね。
2倍ヒダとは、この仕様のカーテンをつくるのに必要な生地が、仕上がり幅に対して2倍必要という意味から「2倍ヒダ」と呼ばれています。
3つ山2倍ヒダのカーテンでは、生地をたっぷりと使用するため、高級感のあるラグジュアリーな雰囲気を楽しむことができます。
こんな雰囲気にしたい人におすすめ
・ラグジュアリー
・クラシカル
・重厚感/高級感
おすすめの生地
このような雰囲気には深めの色合いの生地がおすすめですよ。
・LL2006
・LL2162
・LL2164
・LL5022
・LL5034
・LL5049
2つ山1.5倍ヒダ
続いてはこちら「2つ山1.5倍ヒダ」です。
通称「2つ山」「1.5倍ヒダ」などと呼ばれます。
3つ山1.5倍ヒダよりも少しすっきりとした印象で、ナチュラルな雰囲気がでます。
Lif/Linリネンカーテンでは、リネンの自然な雰囲気がマッチするこちらの2ッ山1.5倍ヒダカーテンを一番おすすめしています。
こんな雰囲気にしたい人におすすめ
・ナチュラル
・カジュアル
・無垢の床や漆喰の壁のお家
おすすめの生地
そんなナチュラル感を感じられる生地はこちら。
・LL2001
・LL2002
・LL2023
・LL2133
・LL2171
・LL3033
・LL4001
・LL5012
1つ山1.3倍ヒダ
あまり見かけないかもしれませんが、「1つ山1.3倍ヒダ」という仕様もあります。
山を一つにすることで、すっきととしたシンプルな雰囲気のお部屋になります。
こんな雰囲気にしたい人におすすめ
・シンプル
おすすめの生地
ヒダ数が少ないので、ストライプやチェック模様のカーテンでアクセントをつけるのはいかがでしょうか。
・LL2033
・LL2115
・LL2122
・LL2155
・LL3014
フラットカーテン(ヒダなし)
これまでヒダありカーテンをご紹介してきましたが、実はヒダなしのタイプも選ぶことができます。
いわゆる「フラットカーテン」と呼ばれるものです。
ヒダがないことでよりすっきりとした印象を持たせることができます。
既成のカーテンではあまり見かけないので、オーダーカーテンを選ばれる方にはとても人気のスタイルです。
こんな雰囲気にしたい人におすすめ
・すっきりシンプル
・柔らかみのある雰囲気
おすすめの生地
フラットカーテンならば、刺しゅうなどのデザインを全体に楽しめます。
・LL2032
・LL2113
・LL2142
・LL5012
・LL5023
・LL5032
・LL5047
フラットカーテンの倍率について
ウェーブの緩さは、使用する生地の長さを変えることで調整することができます。
一般的には、レール幅に対して何倍するかで緩さを表します。
例)
・フラットカーテン1.1倍
・フラットカーテン1.3倍
・フラットカーテン1.5倍
リネンカーテンLif/Linの場合は、リネンのナチュラルな雰囲気を綺麗に感じられる1.3倍をおすすめしております。
ウェーブをなくしてほぼピンと張った状態にしたいという方は1.1倍、ウェーブ感をよりもたらしたいという方は1.5倍などをお選びいただくと良いです。
フラットカーテンの雰囲気についてはぜひ下記のブログでも詳しくご紹介しております。
さて、ここまでそれぞれのヒダの種類と雰囲気についてご紹介してきました。
どんな種類が自分のお部屋には合うかなと悩まれた際は、ぜひ次の選ぶポイントもご参考ください。
ヒダを選ぶポイント
ヒダの種類を決める際に、考えたいポイントがいくつかあります。
それぞれ見ていきましょう。
どんなお部屋の雰囲気にしたいか
カーテン選びで何よりも大切なことが「どんなお部屋にしたいか、どんな暮らしをしたいか」をイメージすることです。
例えば、大人な雰囲気のお部屋で夜にゆっくりとリラックスできるお部屋にしたい、光を取り入れた明るくにぎやかな雰囲気のお部屋にしたいなどです。
ヒダの種類によってお部屋の印象も変わるので、少しでも具体的なイメージを持って選んでみるとよいでしょう。
束ねた時のイメージ
併せて考えておきたいポイントがこちら。カーテンを束ねた時のイメージです。
ヒダありのカーテンの場合、カーテンを開けて端に寄せた時にすっきりと納まりがよく見えます。
一方、フラットカーテンの場合は少しふんわりとした印象になります。
そのため、窓の幅が狭い場合や窓の横のスペースが壁などがあり狭い場合は、カーテンを束ねた時にすっきりと見えるヒダありカーテンがおすすめです。
専門スタッフに相談する
カーテン選びは沢山の選ぶポイントがあり、特にオーダーカーテンは細かい仕様を一つ一つ決めることでより理想のお部屋に近づけることができます。
こんなお部屋にしたいというイメージが固まったら、ぜひ専門のスタッフに相談して見ましょう。
皆様のご要望にあったおすすめの生地や仕様、暮らしを提案をしてくれますよ。
特にカーテンショップや家具店、インテリアショップでは、採寸や取り付け等のサポートが充実しているのでお店で相談するとより安心してお選びいただけます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ヒダの使用が変わることでお部屋の雰囲気もよりイメージに合わせることができます。
ぜひ下記のポイントを押さえて、お気に入りのカーテン選びができると良いですね!
重厚感・高級感なら3つ山2倍ヒダ
ナチュラルなら2つ山1.5倍ヒダ(★おすすめ)
シンプルなら1つ山1.3倍ヒダ
すっきり・柄を楽しむならフラットカーテン
イメージが固まったら専門店・スタッフにご相談を!