こんにちは。
今回は、お問合せでも聞かれることの多い「カーテンのおすすめの長さ」についてご紹介いたします。
「カーテンの長さってどれくらいがいいの?」とお悩みの方が多くいらっしゃいます。普段、カーテンの長さが気になってストレスを感じる方もいらっしゃれば、気にならない方でも、いざ、新調しよう・掛け替えしようとなると問題になります。
加えて、リネンカーテンは天然素材のため、伸び縮みすることも考えると一層迷ってしまいます。
どういう風に考えていくと長さが決められるのか、考える順番とポイントをご紹介いたします。
目次
カーテンに求めることは何か?
まず、その部屋でどう暮らしたいかを考える必要があります。お仕事で昼間はほとんど家にいないなら、夜に部屋でどう過ごすか・どう過ごしたいかです。マンションであれば、夜景がカーテン越しに見えて欲しいとか、夜でも圧迫感を感じずに過ごしたいとなれば、レースカーテンだけでもいいでしょう。また、しっかり周りを遮断して集中できる空間にしたいのであれば、外の光が漏れて入ることのないように考えなければなりません。
つまり、今、どういう暮らし方をしているのかを見つめ直し、望んでいる暮らし方と違うのであればカーテンとともに変えるチャンスでもあります。
窓周りで困っていることは何か?
具体的な理想の暮らしが見えてきたら、次は今の暮らしで窓周りでの困り事を考えます。快適な暮らしをするために何が問題となっているのでしょうか。
【日当たりがいいが眩しい】
本来、日当たりがいいことはいいことですが、よすぎると暑く感じたり眩しくて過ごしずらかったりします。時間帯や度合いにもよりますが、遮るなら床までしっかり長さがあること(腰窓は窓がすっぽり隠れる長さ)をおすすめします。
【結露がひどい】
窓の性能に大きく左右されることと、室内の環境にもよります。リネンカーテンは調湿しますが解決にはなりません。むしろカビの原因にもなってしまいますので、なるべく窓から離すようにし、こまめに窓の水滴を拭いていただくことが予防につながります。自然素材のリネンカーテンを大切に思って、前より窓周りを気にかけるようになったというお声も聞きます。床までぴったりか少し長めはいかがでしょうか。
【夏は日差しがきつく暑くい、冬はすき間風があり寒く感じる】
スタイルのお好みもございますが、長めがおすすめです。ブレイクスタイルといって、床より10~15cmくらいわざと長くして垂らし、長い雰囲気をあえて楽しむスタイルです。床とすき間がないため、すき間から漏れる寒気もなく断熱効果も高まります。ただ、あまり長いスタイルがお好みでなければふんわりと被るくらいの3~4cmプラスくらいでも素敵です。
【日当たりが悪く暗い】
カーテンは明るい色がいいと思いますが、落ち着いた色がお好きな方はカーテンの長さを少し短めにして軽く感じさせてみてはいかがでしょうか。ショートカットの髪型が軽やかに感じるように、短めの丈は軽やかさがあります。また、リネンは日差しを適度に透かすことで明るさを感じさせてくれます。床から2~5cmマイナスがおすすめです。
【挑戦してみたいスタイルが窓に合うのか】
挑戦したいスタイルは是非挑戦していただきたいと思いますが、大切なのはバランスです。こちらは次でお話します。
カーテンスタイルの好みとバランス
窓周りで今のお悩みを解決するにはどうしたらいいかが分かりましたか?沢山ある中ですべて解決できればいいのですが、なかなかそうはいかない場合もございます。そういう時は、一番困っていることをカーテンの長さで解決できるかで判断しましょう。
カーテンの長さは基本的に、短め・ぴったり・長めの3種類です。
この中で長さをどうするかの方向が決まれば、あとは好みのスタイルかどうかです。いくら寒さをしのぎたくてもブレイクスタイルのような長めは好みでなければ、せっかくのスタイルが見る度にストレスを感じてしまうのは勿体ないことです。
長さのおすすめ数字は
短め:床から-2cm~-5cm
ぴったり:床までぴったりか-1cm
長め:ふわっとかぶるくらい+3~4cm
窓の高さ2mまで +5~10cm
窓の高さ2m以上 +10~15cm
おすすめといっても窓周りの状況や環境によっても変わります。これが正解ではないので、あくまでも目安と考えていただければと思います。こうしたいというご希望やスタイルがあれば、担当スタッフやLif/Lin宛に直接お電話やメールをいただきご相談ください。
Lif/Linリネンカーテンはどんな長さやスタイルでも、暮らしに安らぎと幸せをもたらしてくれるはずです。
playlist_add_check まとめ
どう暮らしたいかを知ることで、カーテンに求めることが分かる
悩みを解決することで長さが決まる
デザイン重視ならバランスを考えよう