リネンカーテンの仕立て方（縫製）は、
2倍ヒダ、1.5倍ヒダ、フラットといったスタイルで行うのが一般的です。
リネン素材のシンプルさがより引き立つおすすめの定番スタイルです。
LL2044 1.5倍ヒダスタイル
LL2002 フラットスタイル
リネンカーテン好きの方は、生地感を楽しみたい方が多いので
HPやブログでもよく施工写真でご紹介をしております。
また時折こんな声を頂いたりもします。
それは
「リフリンの生地でハトメカフェカーテンできますか？」
といった声です。
そこで今日はハトメカーテンに関してご紹介をしていきます。
ハトメカーテンとはハトメ（鳩目）と呼ばれる金具を用いて仕立て上げる
スタイルカーテンのことです。
カーテンの上部に輪っか上のハトメを取り付けて、カーテンレールのポールに通します。
LL2021 ハトメスタイル（ハトメダークシルバー色）
ヒダ付きのカーテンと違い、よりカジュアルなよりモダンなスタイルになります。
上部の収まりが、フラットカーテンに近いかもしれませんが、
ハトメスタイルは上部にハトメのデザインや色のアクセントが効いています。
カーテンを閉じると、上部のハトメの表情がより分かりますね。
ハトメの色、サイズも様々あります。
使いたいカーテンの生地の色・デザインで使い分けておくのもいいいでしょう。
リフリンのカーテンでは3つのカラーをご用意をしています。
【ゴールド】
艶（つや）を抑えた仕上げです。真鍮のような光沢感もあります。
一般的にゴールド色はクラシカル系のイメージが強いかと思いますが、
リネン生地でも相性はいいです。
続いて、
【シルバー】
定番の色です。ハトメカーテンでよく採用される色でもあります。
カーテンの色やデザインを邪魔することなく使うことができます。
最後に、
【ダークシルバー】
写真では黒色に見えますが、光の当たり方によって濃い目のシルバー色に見えます。
先ほど紹介をしたハトメカーテンに使っているハトメですので
シックな大人っぽい雰囲気に仕立てあげることができます。
ハトメカーテンスタイルには注意点が2点あります。
①ポールタイプのカーテンレールが必要です。
輪っかの形状のハトメですので、中に通すカーテンレールはポールタイプしか選べません。
装飾レール呼ばれているレールになります。
丸いポールの形状と太さが一般的（１６ｍｍ～２８ｍｍほど）あれば問題ありません。
このようなカーテンレールはハトメスタイルには使用できません。
②洗濯、クリーニングをする際にカーテンレールから取り外すのにひと手間掛かってしまう。
通常のカーテンであればカーテンの上部にフックがついています。
カーテンレールにカーテン掛ける際には、フックをレールの輪っか部分に引っ掛けるし、反対に外す際は輪っかから外すだけになります。
ハトメの場合は、ポールにすべてのハトメと通してから、カーテンレールに設置をします。
なので外す際にはカーテンレールのポールごと外さないといけないのでひと手間掛かってしまいます。
しかしリネンカーテンであれば、カーテンの大敵であるほこりが付きづらくほこりっぽくなりません。
一般的なカーテンと比べてお洗濯の頻度も高くないので、
ハトメカーテンスタイルはリネンカーテンともお手入れの部分でも相性がいいです。
また目隠し用のカーテンとしてもおしゃれに使えますよ。
今回のブログで少しでもハトメカーテンの良さが伝わればうれしい限りです。