リネン素材のカーテンは、ナチュラルな風合いと高級感があり、人気のカーテン生地です。昔と比べると種類も増え、定番の生成り色やホワイト色だけでなく、アクセントカラーになるようなおしゃれな色あいも増えています。
しかし、リネン素材にも本物のリネンとリネン風の人工素材があり、
「リネンカーテンとリネン風カーテンはどちらがオススメですか?」
というようなお問い合わせも時々いただきます。
そこで、今回のブログでは、「リネン素材」と「リネン風素材」それぞれのメリット、デメリットを紹介します。同じような悩みを持っていらっしゃる方はぜひ参考にしてください!
目次
リネンカーテンとは?
まずはリネンカーテンの特徴から見てみましょう。
リネンの原料となっているのはフラックスと呼ばれる一年草です。
日本では昔から亜麻(あま)という言葉で馴染みがあります。この植物の茎の繊維を使って作られるのがリネンになります。
洋服や生活用品でもリネンはよく使われるのですが、植物生まれと意識していない人も意外と多いのではないでしょうか?
リネンのメリット
メリットには、下記のようなものがあります。
①通気性の良さ
②清涼感、清潔感
③肌触りの心地よさ
④速乾性
⑤保温力
⑥耐久性
⑦汚れに強い
などが挙げられます。
これだけ魅力が満載なので、洋服だけではなく寝具やカーテンなど暮らしのインテリアにもお勧めです。
リネンのデメリット
デメリットとしては、
①家で洗濯(水洗い)をした場合、縮んでしまう
②時期により湿気を吸って寸法が変化する
③価格が高い
④シワになりやすい
などが挙げられます。
もっと詳しく知りたい方は、ぜひ下記のブログをお読みください。
リネン風とは?
次にリネン風の特徴を見ていきましょう。
リネン素材のようなナチュラル感を出すために、糸の色合いや編み方にこだわって作られています。
素材としてはほとんどが化学繊維(主にポリエステル)で出来ています。
リネン風のメリット
メリットには、下記のようなものがあります。
①加工のしやすさ
②大量生産がしやすい
③お手入れが簡単
④シワになりにくい
⑤自宅で洗濯ができる
⑥防炎機能をもっている。
などが挙げられます。
リネン風のデメリット
デメリットとしては、
①通期性や吸湿性が本物より劣る
②肌触りが本物より劣る
③安心感が本物より劣る
などが挙げられます。
リネンカーテンとリネン風カーテンはどっちがいいの?
リネンカーテン、リネン風カーテンのそれぞれのメリット、デメリットを紹介してきました。
大切なのは何を基準に選ぶのかではないでしょうか?
本物志向でおしゃれに楽しむのか、雰囲気を気軽に取り入れたいのか…。
私たちは、やはり100%リネンのカーテンをオススメします。
リネン風のデメリットにも書きましたが、”肌ざわりの滑らかさ”や”自然素材の心地よさ”は本物には敵いません。
特に自然素材のオススメしたいポイントは、使い始め(購入時)よりも使い続けるごとに風合いが増してくるところです。
「時間をかけて育てていくカーテン」
と言っても過言ではありません。
暮らしの時間の経過とともに一緒に変化をしていくことをお楽しみいただきたいです。
また、オーダー縫製と既成縫製でも仕上がりに違いがあります。気になる方は下記のブログをお読みください!
playlist_add_check まとめ
本物のリネンにもリネン風にもメリット・デメリットがあります
大切なのは何を基準に選ぶのかです
自然素材のリネンカーテンは使い続けることで風合いが増します
Lif/Linのカーテンは100%リネン素材を、ご注文を頂いてから製作を行っています。
カーテン選びで大事なことは、まずは焦らずじっくりと考えてみるのはいかがでしょうか?
焦って購入するのでは失敗する可能性もあります。見た目や金額だけで選ぶのではなく、肌触りや仕上がりのイメージも含めてどんな雰囲気や価値観がが自分の部屋に合うのか?ということを考える必要があります。
特に自然素材の生地は写真や画像では、分かりづらいことも多いです。
そんなときは全国のLif/Linの販売店に行ったり、HPから生地のサンプルをお申込みしている方法がお勧めです。